@niftyトップへ 夏休みの自由研究2002
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洞窟探検
バスを降りた途端、「おいでませ」と出迎えるかっぱ。

「旅に出てうまいものにめぐり合うのは幸せである」。名言です。

こちらのお店には「かっぱ定食」もありますよ。

ちょっとはしゃいでいる感じのするかっぱ。ポーズがぶりっ子。

 洞窟に入る前に、かっぱについて調査を開始!
 というわけで聞き込み調査を開始したところ、あるお店でこんな情報を得ることができました。

〜秋吉洞のかっぱ伝説〜
 そのむかし日照りが続き、人々が困っていたときに、お坊さんが祈祷をはじめました。
 それを見た秋吉台にすむかっぱが、自分がお寺の池の鯉を食べた悪行を思いだし、「あのお祈りは、おれを追い出すために違いない」と勘違いし、邪魔をはじめました。
 しかし、そんなかっぱには目もくれず、ひたすら祈りつづけるお坊さんを見ているうちに、いつしかかっぱは心を入れ替え、お坊さんとともに雨乞いするようになったそうです。
 やがてその祈りが通じたのか、空には雨雲が広がり、はげしい雨が降り出しました。洞窟内もざぶざぶと水があふれています。
 祈りが通じたひきかえに、お坊さんは自分の身を、激しい流れの中に投げ出しました。それをみたかっぱは、お坊さんを救おうと自らも流れに身を投じましたが、激しい流れにまきこまれ、お坊さんともども助からなかったそうです。
 人びとは、いのちと引きかえにみなの命を救ったお坊さんと、けなげなかっぱを称えたということです。

 そんなエピソードから、この地はかっぱにちなんださまざまな名物が生まれたようです。かっぱエライですね。

→ニフティのかっぱポータル「かっぱ」もみてね!

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