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串グルメ紀行

串を求めて川口へ(その1)

キューポラ杯というのが開催されていた

鉄板焼き。食べると当たるのか?

禁断のレディースルーム。トイレではありません。

新聞売り場に貼ってあったポスター。相変わらずかっこいい。

まえに、作家の串間努さんが、ある雑誌で「G級グルメ」を説明していた。
G級グルメとは、公営ギャンブル場にある、食べ物屋さんのメニューのことだそうだ。新聞や赤ペンが必需品なので、かんたんに片手で食べられるものが多い。つまり「串グルメ」の本場なのだ。
串間さんは、レース場で食べられるという「キュウリを棒で刺したもの」を紹介していた。え? キュウリの串?

G級串グルメを探して

7月某日。私は埼玉県の西川口駅に降り立った。目的地は川口オートレース場だ。
実は私はギャンブル全般をしたことがない。こどもの頃、ガシャポンで当たりが出るまで、おこづかい全部をつぎ込んだ前科があり、自制していた。あつくなるタイプなのでヤバいのだ。
今回、ギャンブル処女をなくす覚悟があった。もちろん串のためだ。お金をかけて串をかじってこそ、真のG級グルメ体験であろう。サイフの中に千円札数枚と小銭だけ入れて、駅からの無料バスに乗る。10分で到着。入場料100円払ってはいる。

平日昼間なのに、大人がいっぱいいた。年配の人がほとんどかと思ったら、若い人もちらほら。
まず場内をひとまわりする。おお、食べ物屋がたくさん、10軒くらいある。
女性専用の部屋、レディースルームにもはいってみる。
中には大きな鏡と椅子、大画面テレビがある。もちろんレースが映っている。夜のお仕事っぽいケバいおばさまや、化粧直しに余念のない、普通っぽい女の人たちもいた………彼女たちは「元スマップの森くん」のファンなのかもしれない、とフト思う。



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