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特集


ロマンの木曜日
 
光ファイバーで糸電話

光ファイバーだけれども…


購入した光ファイバーは4種類。口径1ミリで30メートルのもの、0.75ミリで50メートルのもの、0.5ミリで100メートルのもの、0.25ミリで400メートルのもの。いずれも値段は1625円(税込み)

東急ハンズにあった光ファイバーは、データ通信用ではなく装飾用のものだった。自由な形に変形させて光源装置に取り付け、お洒落に「光」を楽しむ為の光学繊維だ。

データ転送用のものとは別物なのだが、これも一応光ファイバー。今回はこの光ファイバーを使って長距離の糸電話を実現させたい。


公園に場所を移し、糸電話を作る

紙コップの底に穴をあけ光ファイバーを通し、あっという間に作業は終わった。
コップに通した光ファイバーは口径1ミリで長さ30メートルのもの。ちょうどBBフェスタの会場で許された長さである。

片方を林さんが持ち、もう片方を僕が持ち、ゆっくりと離れて行く。慎重に離れていかないと光ファイバーがからまってしまうのだ。


ゆっくりと 慎重に
離れて行って 30メートル

光ファイバーは透明なので、写真では確認しづらいが、二人の間にはちゃんと光ファイバーが通っている。

お互い片手を上げて、準備が整った事を確認。
まずは林さんからしゃべる。


林→住

林「もしもーし。きこえますかー」

おっ、ちゃんと聞こえる。
2年前の市外通話の時よりも鮮明に聞こえるのは、やはり光ファイバーのおかげだろうか。

今度は僕が声を出す。


住→林

住「子供が寄って来てー、危ないですねー」
林「あっ、本当だー。ちょっと線を下げましょー」


光ファイバーに興味を持つこども 線を下げた瞬間飛び越えたこども

林「住さんのー、右側にー」
住「えっ?右側にー?」
林「仕事をー、さぼってる人がー」

住「あっ、本当だー。仮眠中みたいですー」

少し抑え気味に声を出してもちゃんと伝わった。


仕事中に仮眠をとる人の横で 抑え気味の声で糸電話

光ファイバーで糸電話、30メートルバージョンは見事成功した。
これでBBフェスタ当日は何とかなりそうだ。

 

光ファイバーがまだ残っていたので、最後に光ファイバーの特性を利用した糸電話を作る事にします。


物干竿で長さを測り 5メートルの光ファイバーを10本用意する


 

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