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特集


ひらめきの月曜日
 
猫の毛で筆を作る

筆っぽくなってきました

長さも揃えて、なんとかヒモで結べる段階までやってきた。以下、おおまかな流れをズズイとどうぞ。


手のひらいっぱいあった毛
ずいぶん、ちんまりし手のひらいっぱいあった毛がた量に

毛が抜けないように、麻糸でギュッと結びます
片方をハサミで切り揃えて
なんとか筆先が出来ました
ホウキじゃありませんよ

これで、筆作りの山場を越えたといっていいと思う。ここまで来たらゴールは近い。

…で。これを、どうやって軸となる木と繋げればいいのですか?


これが軸用に用意した木ですが
接合部分がよく分からない

ああ、この部分をどうすればいいのかだけでも、ハンズの店員さんに聞けば良かった。「なくてもなんとかなるだろう」と思っていたが、やはりなんともならない。

とにかく軸と筆の部分を、先にくっつけてしまおう。考えるのはそれからだ。


接着剤の説明書には「金属・ゴム・木は接着可能」とありますが「毛」についての表記はありません
それでも、なんとかくっつきました

まさか、このまま「完成」と言うわけにはいかない。欲しいのは、金属っぽい、水に濡れても大丈夫な物体なのだが、そんなもの家にあっただろうか。

この、口金の部分だけが欲しいのですが

…ありました。形も変幻自在、水に濡れても大丈夫な物が、台所の引き出しにありました。


ご存知アルミホイル登場
ホイルにも接着剤を付けて、くるくる巻いていきます


できました! ネコ筆の完成です

仕上がりはともかく、とにかく筆っぽいが出来た。筆先がいささか爆 発気味なのが気になるが、肝心なのは描き心地だ。

さっそく、何か描いてみましょう。


 

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