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特集


ひらめきの月曜日
 
猫の毛で筆を作る


水彩画を描いてみよう

近所の西友で絵の具を買って驚いた。今の絵の具って、ポリチューブ入りなんですね。しかもフタがパカッとワンタッチで開きますよ。

よくフタをなくして、絵の具をカピカピにしたものですが
筆を水で濡らします。なんだか一気に筆っぽい

要らなくなった名刺の裏で、描き味を確かめる。おお。おおおおお。筆が絵の具をたっぷりと吸って、なかなかいい具合じゃないか。


太い線はバッチリです

細い線を何度も練習しているうちに、毛が抜けたり先が割れたりしてきた。うーん。こういうところが、どうにもこうにも素人仕事だが、これも味ということにしておこう。

ではさっそく、何か描いてみましょう。


ネコ毛でネコを描いた

線が割れたり汚くなったところは適当に塗り潰すことで、なんとかネコを描くことができた。いやぁ、当初の目的が達成できて、非常に満足です。

猫を飼っている皆さん、抜け毛に悩んでいたら、いっそ筆にしてみるのも楽しいですよ。いっそ、冬までに毛をコツコツ集めておいて、毛を紡いでセーターを編むのも面白いかもしれません。

どなたか、私の代わりにやってくれませんか?

おまけ

筆が完成した頃、また猫が遊びに来たので鼻先に筆を近づけてみたところ、匂いをクンクンと嗅ぐやいなや、ベロベロと舐めだした。

これはマタタビではありませんよ、と注意したいほど

ものすごい舐めっぷり

自分の毛だと知っての行動でしょうか。ちょっとビックリしました。


 

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