島の歴史
なぜこんなに廃屋が多いのか?
それは、この島が炭鉱で栄えた町だからだ。
最盛期は活気にあふれた島だったという。
それが1986年(昭和61年)に炭鉱を閉山。
以降、人々は仕事を求めて次々と島を出て行き、
町の経済は崩壊の危機にさらされることとなった。
このままだと無人島になってしまう、ということで1991年(平成3年)から、水産と観光を産業の柱とすることになった。たくさんあった三菱の関連施設も撤去された。
先に訪れた伊王島もまったく同じだ。こちらは1972年(昭和47年)に閉山。山田洋二監督の「家族」という映画はまさにこれを題材にしている。 |