鶏肉でも試しましょう
豚が予想外のウマさだったので、鶏肉にも期待がかかる。
が、気になるのはHさんの「鶏肉は足が早い」「ハズレを引くとキツイ」という例の脅し文句、いや、アドバイスである。
豚肉以上に気を引き締めて、作業に取りかかった。
今回も、それぞれ少しずつ取りだし、味をみていくことにしよう。 ちなみに鶏肉は5日前の肉でも、ラップを剥がした時にイヤな匂いがしなかった。ちょっと安心だ。
肉自体にさほど色の変化は感じられないが、脂身の色が、古いほど黄色いようだ。もしかして悪さをするのは、この脂身か?
今回は「むね肉」を挽いたものなので、脂身がそれほど入ってない。また少し安心だ。
今回も塩とコショウだけの味付けだ。普段なら匂い消しの日本酒やショウガを入れるところだが、ここはグッと我慢。匂うなら匂うで「クサイ」と言うまでだ。あくまでそういう試みなのだ。
「しっかり火を通すように」とのアドバイスを思い出し、イヤというほど焼きまくる。
今回も5番の肉から食べた。順に1番まで食べていく。
…ん? 違いがあまり分からない。最初から挽いてる肉だから柔らかさに違いもないし、味もほぼ同じに感じる。
そういえばHさんは「鶏肉は熟成期間がなかったハズ」と言っていたが、ってことはアレか、鶏に熟成期間は必要ないってことか。実際に食べてみても、古くていいことなど何一つなさそうだ。
教訓:鶏肉は買ってきたらすぐに食べよう
肉以外で、古くて美味しくなるもの
「腐りかけ」というと言葉は悪いが、要は「熟成するほど美味しくなる」ということだろう。すぐに思いつくのが味噌や醤油だが、こんな短期間に結果が出るワケがない。
というわけで最後に、よく「1日目よりも2日目がおいしい」と言われているアレを試してみました。アレ。…そうです。カレーです。