まずは肉でしょう
よく「肉は腐りかけがウマイ」と言われるが、本当かどうか常々気になっていた。結局、肉の食べ頃っていつなんだ?
そこで、以前スーパーの精肉部門に勤めていた知人のHさんに、メールでこんな質問をしてみた。
――お店に並んでいる肉は、屠殺してから何日か経ったモノなのでしょうか? それとも新鮮ホヤホヤなのでしょうか?
その返事がコチラ。
「これは前者が正解となります。屠場から小売の流通に乗るまでの過程に、熟成期間というのがあります。どのくらいの長さかは忘れてしまいました。鶏肉は足が早いので熟成はなかったかな? これも曖昧ですが、豚・牛に関してはあったはずです。肉屋で並んでいるのは屠場からすぐきたものではないと考えて間違いないと思います」
おお、やっぱり。肉には“熟成期間”というものが必要なのだ。でも、だからといってお店に並ぶ肉が「腐りかけ」というわけではない。ある意味、鮮度バツグンといえる。…ならば自力で「延長措置」を施すしかない。
というわけで、日をズラして5日間、肉を買い続けた。
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