花粉症の僕にとってはとにかく危険な作業になるので、完全防備でのぞむ。
1.軽作業用帽子ケーボー、2.安全ゴーグル、3.防毒マスク、4.安全ベスト、5.帯電防止、撥水撥油加工プロテクトスーツ(フード付)、6.スムース手袋、7.シャークコードレスハンドクリーナーDX
一気にバイオハザードな雰囲気が高まっているが、ターゲットはあくまでもスギ花粉ですので。
早速林の中に入るが、プロテクトスーツに手足の自由を奪われて中々うまく歩けない。防毒マスクからコーホー、コーホー息の音が漏れていて、全体的にロボットっぽい動きになっているのが分る。
確かに僕の格好はオーバーである。
でも、どうだろう。ここ数年、春先の街中はマスクをした人たちでいっぱいで、あの状況はちょっと異様だと思う。近い将来、こういう格好をしないと街に出られない時代が来てしまうかもしれない。現に、ここまでやったから全然花粉の影響を受けていない。
そんな事を考えながらスギ林を行くが、ここで僕は重大な事に気付いてしまった。
スギの木は凄く背が高くて、掃除機なんて全然届かないのだ。
どうしたらいいんだ? アルマゲドンみたいな格好して喜んでるだけで終わっていいのか?
とりあえず、場所を移動します。