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東急メディアコミュニケーションズ

特集


ひらめきの月曜日
 
紙でトランペットを作る


いきなり難易度アップ

トランペットともなると、さすがに紙とストローだけというわけにはいかない。材料をざっくり見てみよう。

・厚手のアート紙(カレンダーみたいなツルツルした紙)
・工作用紙(しかも8枚も)
・紙ヤスリ
・セロハンテープ
・木工用ボンド
・直径5ミリ長さ10センチ以上の丸棒
・直径15ミリ長さ50センチ以上の丸棒
・注型用ポリウレタン樹脂
・コンクリートパテ

……。材料から見えるいちじるしい難易度差。注型用ポリウレタン樹脂って、コンクリートパテって何だろう。「直径5ミリ長さ10センチ以上の丸棒」ってそんな無茶な。どこに売ってるのかさっぱり分からない。

もうどうしてよいか分からず、デイリーポータルZ専用かけ込み寺、東急ハンズへ向かった。


全部あった

すごいです。東急ハンズ。いっぺんに全部揃ってしまった。直径5ミリ長さ10センチ以上の丸棒も欲しがっている人がいるということか。世の中の需要、あまりにも細かし。

とにかくこれで準備は整った。自宅での作業が手狭だったため、ここから会社のフロアのすみっこを間借りすることにした。本当はスウィングガールズにならってどこか高校で作業したかったのだが、さすがに無理だったのだ。


いつもお世話になっております。ただいま古賀は紙でトランペットを作っております

エレベーターホールのすぐ脇で、一見受付の人を装いつつ作業開始です。

まずはマウスピースから

紙とはいえ、トランペットなだけに本体の他にマウスピースも必要だ。アート紙と工作用紙をいくつかのパーツに切り分け、固い筒を作っていく作業。

例の「直径5ミリ長さ10センチ以上の丸棒」は、ここで筒を作るために紙を巻き付けるので使った。巻き上がったら抜き取るので、出来上がり時のトランペットの直接の材料になっている訳ではない。

そうゆう、つくる過程にも材料が必要なのって図画工作の時間を思い出しませんか。なんだか懐かしい。


丸棒を芯にして巻き 抜いて筒にする(廊下の向こうは節電消灯中)

わたくし、本物のトランペットというものを触ったことがない。はじめてのマウスピースが紙って、なんだかちょっといいエピソードでもありそうな感じです。


はじめて手にするマウスピース

最後に、吹き口から余計な息が漏れないようにポリウレタン樹脂で固めて整形する。


ポリウレタン樹脂。模型作りなんかに使うものらしい 二つの液をまぜて、流し込むと、熱くなってすぐに固まる
固まったら削ってくぼみを作って 完成!

じつは

お気づきになっただろうか、ポリウレタン樹脂の成型場面から製作現場がまた自宅に戻っているのを。

実は、この手の整形材にまったく疎い私は最初の買い出しで別の成型樹脂を買ってきてしまったのだ。慌てて買い直して最後の仕上げだけ自宅で作業した。

なにせ東急ハンズである。成型材だけでも非常なラインナップだった。「成型材特集」という整形材のみをあつかったA2版両面のチラシまである。


整形材のみが満載のチラシ

みなさんも、どうぞ成型材をお買い求めの際は種類を重々ご確認ください。

スウィングするのにまさか成形材の知識が必要だとは。気を取り直し、本体の作成に入ります。本体もまた別の意味で大変なことになっております。


 

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