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特集


はっけんの水曜日
 
ピョンヤンで、ごはん

9月×日、神田にあるという、アフガニスタン料理が食べられる「カブール食堂」に行ってみた。
去年オープンしたお店で、開店のきっかけは「911」、アフガンの豊かな文化を伝えたかった……というのが、店主の意図だという。


アフガンは、20年以上、たいへんなことになってる国だ。
ちょっと想像出来ない。生まれたときから、国がどっかんどっかんなっているなんて。

イラクが爆撃され始めたとき、私は「あああああ何していいのか分からん!」と思いながら部屋の中をぐるぐる回り、「あっそうだイラク料理食べたい!」と思ったが東京にイラク料理屋はなく、レシピだけ入手して、自分でイラク料理を作った。トマトと羊とスパイスを使った、炊き込みごはんだった。「アラブごはん」だ。

もちろんイラクとアフガンはイスラム教国という点はいっしょだけど、文化も料理も違うはず。
でも、どう違うのか、私なんかには、いまいちピンと来ない。「アフガンごはん」は、一体どんなんなんだろう……。

ランチタイムに行くと、地下1階にある食堂は、お客さんでいっぱいだった。
和風居酒屋のように、ぺったり座るスタイルの席だ。
OLさんは団体で、サラリーマンはなぜか1人で、来ていた。
私はサラリーマンのおっちゃん2人と、相席になった。

メニューは「コルマ」という、アフガン風のカレーだった。チキン、野菜、キーマ、赤豆の中から選べたので、私はキーマと赤豆をオーダー。

ぼーっと待っている間、机の上に、こんな「豆&米見本」を見つけた。



お、おもしろい……そして親切。

カレーが運ばれてきた。



見るからに美味しそうだ。



キーマカレーの肉はチキンだった。ダール豆も入ってる。ちなみにこのお店のお肉はもちろん、「ハラルミート」(イスラムの律法にのっとって、特別な資格を持った人が、お祈りの後、屠殺したお肉のこと)だ。



赤豆のカレー。甘くしたらお汁粉の味になるよなあ、と思いながら食べた。



ナンは真っ白じゃなくて、油っぽくもなかった。ヘルシー。



ナンの下に、赤飯が隠れてました。シンプルな塩味。



つけ合わせも豆!



自家製ヨーグルトも付いていた。プチダノンとブルガリアヨーグルトの間くらいの味。

「……うう、やっぱカレーはどこの国のも美味しいなあ〜、インドのよりは辛くないけど、この辛くないところもいいよなあ、とくにこのキーマカレー最高だわあああ〜、豆と鶏との絶妙なハーモニー!」
と思いながら、大切に食べた。
アジア、インド、アラブ、アフガン、アフリカと、スパイスはちょっとづつ違うものを使うけれど、やっぱりカレーみたいな「汁もの」がメニューにある。
一度、一列に並べて「世界のカレー&シチュー大会」をやって、食べ比べてみたいよなあ〜、と妄想にひたった。



ちなみに、追加オーダーした「アフガン緑茶」も美味しかった。カルダモンが入っていて、変わった風味だった。


月〜金
ランチ11:30〜14:00
ディナー18:00〜22:00(L.O 21:00)
土曜日16:00〜22:00(L.O 21:00)
日曜・祝日休み


 

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