オンリー・ワンを寝かす |
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京菜18時。
開店準備を終え、お客様を待つ。
カメとカボチャも開店前の静寂に溶け込み、熟成し始める。 |
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オンリー・ワン焼酎のため、僕はオンリ−・ワンラベルの作成に入る。
焼酎にとってラベルは顔、その出来具合いで与える印象が随分と変わってしまう。 |
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色々な焼酎のラベルを参考に、焼酎のネーミング、ラベルデザインを考える。
それぞれの焼酎の特徴を、抽象的かつ個性的に伝えるネーミング。シズル感を力強く伝えるラベルデザイン。難しい作業だ。
唐辛子の焼酎とワサビの焼酎のラベルを作った所で行き詰まり、Webマスターの林さんと連絡を取る。 住「焼酎のラベルを作ってるんですが、行き詰まりました」
林「手伝いますよ」
この時、時間は22時。
僕は林さんのもとに向かった。 |
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京菜22時。
すっかり満席となった京菜店内。
談笑するお客様を上から眺め、カメとカボチャの中で焼酎がオンリー・ワンになっていく。 |
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ニフティ22時30分。
会議室で、林さんと焼酎のラベルについてブレスト。
すでに考えていた2つのネーミングを伝え、残りの2つを林さんに委ねる。
林「状況が目に浮かぶ様な、叙情的なネーミングがいいですね」
ああでもない、こうでもない。
夜が深まる中、2人のブレストはしばらく続いた。 |
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京菜24時30分。
お客様は帰り、お店は閉店。店内の灯りは落とされた。
おやすみなさい。 |