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特集


ロマンの木曜日
オンリー・ワン焼酎、一夜漬け

 
4種類のオンリー・ワン焼酎を仕込む
 
16時30分。京菜の厨房を借りて仕込みに入る。
仕込みといっても基本的には焼酎の中にそれぞれの材料を入れるだけなのだが、カボチャの容器作りでいきなりつまずく。こんな固い物に包丁を入れたら、確実に手を切ってしまう。カボチャを前にしばしためらう。
 
 
チーフの松山さんが、そんな僕に救いの手を差し伸べてくれる。
住「このカボチャが、難しくて」
松山「やりますよ、くり抜けばいいんですね」
 
 
住「皮はなるべく薄めで、お願いします」
松山「はい。……で、これは、何に使うんですか?」
住「熟成容器です」
松山「えっ?」
住「くり抜いた中に焼酎を入れて寝かそうかと……」
松山「ああ……」
住「オンリー・ワンなんで」
松山「……」
 
あまり納得していない松山さんの職人技が冴える
 
カボチャ容器が出来てしまえば、後は簡単だ。それぞれの食材を焼酎に入れていくだけ。
 
 
「栗」
カボチャの容器に米焼酎「しろ」を注ぐ。かぼちゃ1個に「しろ」1本(720ml)がちょうど入った。焼酎の中に煮込んだ栗を落とす。どんな味に仕上がるのか?予想もつかない。
「ワサビ」
カメに入れた焼酎(一升)の中に生ワサビを4つ切りにしたものを入れる。ワサビはビタミンCがレモンの20倍もあり、殺菌効果に優れている。ワサビの刺激がどう作用するのか?
   
「備長炭と珈琲豆」
まずは備長炭を焼酎の中に入れ、そこに珈琲豆を30グラム流し込んだ。珈琲豆の香ばしい香りが周囲に広がり、期待も高まる。珈琲と焼酎の相性は?そして、隠し味の備長炭の威力は?

「唐辛子」
1リットル瓶に焼酎を注ぎ、そこに種を抜いた唐辛子を3本入れる。唐辛子の辛味は、きっと焼酎に合うはず。そう信じて瓶のフタを閉じる。

   
 
4種類のオンリー・ワン焼酎の仕込みが終わり、お店の棚に置かせてもらう。ここで一晩、じっくりと寝かし焼酎の熟成を待つ。



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