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特集


ロマンの木曜日
部下の実家に家庭訪問

荻原君の幼少時代の話で盛り上がる


荻原君のお母さんとお姉さん

荻原君のお母さんとお姉さんはとても気さくに僕を迎えてくれた。
さっきまでの不安が吹き飛び自然と会話が弾む。

お母さん「貴明は昔から要領のいい所がありまして、面倒な事を避けてしまうんです。会社ではちゃんと頑張っていますかねえ」

いきなり本題に入る。彼が頑張っている事を伝えなくては。

住「いやあ、それはもう。僕たちの仕事は面倒臭い事だらけでして、彼はそれでも物凄く仕事してます」
お母さん「そうですかあ、どういう仕事だかも全く分らなくて」
住「……」

仕事内容の説明で少しつまる。

お母さん「受験勉強の時もそうだったんですよ。『お母さんに言っても分らないから』って何をやっているのか言ってくれないんです」

住「彼は結果で示すタイプですから、仕事でも。それに、要領の良さは大切ですよ」


荻原君の要領の良さについて
学芸会で太鼓をやらされそうになり大変そうなのでピアニカの役を逆指名。太鼓の役を逃れる。
中学時代、生徒会長に推薦される。遊ぶ時間がなくなってしまうのでサッカーのうまい他の生徒を推薦。生徒会長の座から逃れる。


地元の桃と梨

ご近所で取れた桃と梨をごちそうになる。

お母さん「今年は冷夏で、あんまりおいしくないって評判ですけど…」
住「いや、全然おいしいです。はい」

 

荻原君のお姉さんはインターネットに繋いでいて、「おぎわら遊戯場」もご存じだった。荻原君がゲームを作っている事についてお母さんは記憶を辿る。

お母さん「小さい頃、ブロックで良く遊んでいましたよ」
住「ブロックですか?」
お母さん「はい、ブロックを組上げていって色々な物を作ってました。バズ−カ砲とか、色々と。あれが、良かったんでしょうかね、ゲームとか…」
住「多分そうですよ。ブロックから生まれた創造力で、あのゲームが出来るんですよ」

そういえば荻原君はドット絵が好きですよ!とも言いかけたが「ドット絵」の見本を持っていないのでやめておいた。


荻原君のドット絵は幼少の頃のブロック遊びに通じている。

Candy Hair店内

住「あの、切ってもらってもいいですか?髪?」
お姉さん「どうぞ、どうぞ」

人なつこい笑顔が印象的なお姉さんは、初めてお会いした様に思えない。しばらくお話している間に自分のお姉さんの様に思えてくる。


でも、荻原君のお姉さんは僕よりも年下だ。


仕事に勤しむ荻原君


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