■川越で荷物を追加、そして新座に向かう
17時20分 川越の協同商事営業所に立ち寄り、1時間ほどかけて追加の荷物を積んだ。
「じゃあ、これから新座に向かいましょう」 18時15分、荷物を積み終えた千葉さんが再びハンドルを握り新座に向けて463号線を走る。
僕「この仕事はどれくらいになるんですか?」 千葉さん「2年とちょっとですね」 僕「大変ですね」 千葉さん「ええ、どういう訳だか今日は100ケースもあって……」 僕「いつもはそんなに?」 千葉さん「多くても80ケースくらいだから」
19時をまわりヘッドライトが点灯し始めた頃、トラックはいよいよ新座集荷場に近づく。
千葉さん「あそこのドンキを右折すれば、もうすぐです」
新座集荷場につくと、タマゴ100ケースを降ろす作業が待っている。
僕「手伝いましょうか?」 千葉さん「いや、大丈夫ですよ」
下手に手を出すと却って足手まといになりそうだったので、助手席で作業が終わるのを待つ事に。
20時 千葉さんの作業が終わる。
僕「ここから各店舗に配送されるんですね」 千葉さん「ええ、明日には店舗に並びますよ」
ここから先は業者が変わってしまう為、追跡は出来ない。 だが、ここから六本木の「Foodexpress」にも配送される事は確かだ。
雛から成鶏までの過程を追い、梱包されたタマゴの配送車に同乗する事約5時間。 僕のタマゴ大追跡は終わり、これからは斉藤さんと千葉さんに敬意を表しながらタマゴを食べる事を誓い、果たして新座からどうやって帰ったらいいのか、途方に暮れた。