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特集


はっけんの水曜日
カツシカのエビ釣り

ここのところ、めずらしく頭をつかっていたような気がする。
室内にずっといて、頭をつかうと、肩がこったり、うまく眠れなかったりする。そういう場合、どうしたらいいのだろう。

外に出て身体を動かせば、バランスがとれるのでは?

アウトドアだ! そう思って、出かけることにした。
といっても、予算がないので都内。
以前からやってみたかった「手長エビ釣り」を、東京の東、葛飾区でやることに決めた。

電車とバスを乗り継いで1時間半、たどりついた水元公園は、なんというか………予想以上の場所だった。

(text by 大塚幸代


とても都内とは思えません。

バッチリな道具で魚類をとる人も。

自信ないままに、装備するわたくし。

カツシカの秘境

JR金町線から降りて、バスで10分、さらに徒歩で10分。「水元公園」は溜め池のある、おおきな公園だった。
今回目的地は、インターネットで適当に調べて決めた。場所の雰囲気が全くわかってなかったので、ショックは大きかった。

「ここ………どこ?」

見渡すかぎり緑。地平線は木々。溜め池はやたらデカく、「これ、実は途中から海です」と言われても「そうですかー」と素直にこたえてしまいそうな広さだ。

普段見たことがない鳥も飛んでいた。
ピチュピチュ、ギョギョギョ、ギギギギ、何種類もの生き物の声が、混ざって聞こえてくる。

 

釣れるのか?

公園内には魚が釣れるスポットがたくさんあるようで、小雨の中、装備ばっちりの釣り人たちが、高そうな道具を持って座りこんでいた。

自分のしょぼい釣り道具が、ちょっと恥ずかしかった。

私の今回のターゲットは「手長エビ」だ。
ちいさな川エビで「釣るのがハゼと同じくらいカンタン、家族連れでも楽しめる」というエモノだ。

昨年買った「ハゼ用」の竿を流用した。これは釣り具屋さんの中でもいちばん安い竿だ。1000円もしない。

エビのための針や玉ウキ、おもりなどは、釣り具屋さんで買い足した。
一応、使う道具を調べていったのだけれど、不安なので
「あのうー、手長エビ釣りたいんですう」
と店員さんに相談した。丁寧に教えてくれた。エサも含め、しめて700円ほど。

川底が浅く、流れが急ではない、エビの釣れそうなポイントに座り、自信のないままに、竿のセッティングをする。
これで合ってるんだろうか………。

これはおもり。ちぎって使う。こんなのが世の中に存在するなんて、初めて知った。
エサの赤虫、200円分くらい買えば1日楽しめる。ちょっとグロいのでモザイクで自粛。


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