水餃子カバー
「レザークラフト入門」(工藤考浩)より
餃子は、特に水餃子は皮が命である。 皮が破れてしまうとせっかくの肉汁があたりに飛散してしまい、美味しい水餃子がもったいないことになってしまう。しかし、餃子の皮は破れやすい。ちょっとした衝撃ですぐに穴があいてしまう。 それを防ぐのが水餃子カバーである(写真参照)。 複雑な形の水餃子の型紙を作りそれにあわせレザーを切っていく。記事掲載当時はネット等で調べても水餃子カバーの作り方はわからずライターが手探りで作っている(いまもこの記事しかヒットしないけれど)。 そんな風に試行錯誤して作った水餃子カバーは、水餃子の色とコーディネートするために明るめの色の革を用いており、とても水餃子とマッチした一品となっている。このカバーを使うことで、いままで破れやすかった水餃子の皮を保護することができ、いつでも万全な状態の水餃子を食すことができるようになった。
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