テニスの試合中継の中で、勝利したプレーヤーがカメラのレンズにサインする光景を見かけることがあります。そのかっこよさに魅せられたライターの爲房新太朗さんが「自分もやってみたい」と立ち上がりました。

本物はカメラレンズのフィルターにサインするそうですが、爲房さんは「カメラレンズの前にアクリル板か何かを置いて、そこにサインする」という方法を思いつきます。上の設計図みたいな感じですね。

ユニクロで買った錦織圭モデルのポロシャツに身をつつみ、有明テニスの森にやってきました。なお、爲房さんはテニス未経験。でも、サインにかける意気込みは本物のようです。

しかし、アクリル板が近すぎてピントが合わず。「テニス界は厳しかった」と、ラケットを持たないテニスプレーヤーは語ります。

そこで、手製のギミックを用い、アクリル板をレンズから遠ざけて設置。蛍光色の太めのサインペンも手に入れ、再度リベンジへ。

見事に成功!! 「テニスは上手くできなくても、優勝したあとの写真だけは撮れるようになった」と満足げです。確かに、何かを制した感ありますね。
テニスに限らず優勝の予定がある方は、「カメラレンズにサイン」を練習しておいたほうがいいかもしれません。本当のレンズでやるのはもったいないので、こちらのメソッドを真似てみてはいかがでしょうか?