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羽根などなくてもお前は飛べる! 哀れなセミの抜け殻を、大空へテイクオフ!

2016/04/04
宮原直孝
ネタ元:
何年も地中で過ごし、いざ地上に出てしまうと、あとはほんの僅かな余生を残すのみ。そんな運命を背負いし儚い生物が、セミです。
「ミーンミンミン」。セミの力強い鳴き声は、一瞬の命の灯火を精いっぱい表現しているようでもあります。

しかし、ライターの伊藤さんは、そんなセミの儚さをまったく別の視点でとらえていました。
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伊藤さんが哀れむのはこれ、セミの抜け殻です。無事成虫となり、ひと夏のアバンチュールを謳歌する中の人(セミ)に比べ、ただただ朽ちていくだけの抜け殻。伊藤さんはそこに、深い哀しみを覚えてしまうのです。そして奮い立ちます。「一刻も早くこの抜け殻を、大空に飛び立たせてやらねばならぬ」と。
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当然、抜け殻には羽根がありません。ならばと用意したのは「世界最小のドローン」。こいつとセミの抜け殻をテグス糸で結び付け、大空へ飛び立たせてやろうという親心です(抜け殻に感情移入しすぎた伊藤さんは、セミの抜け殻を「我が子どもたち」と呼んでいました)。
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そして運命のテイクオフ。ご覧の通り、ドローンという羽根を得た抜け殻ちゃんは、空高く舞い上がりました。
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そして、無事に……墜落。
なお、その飛行時間はわずかか10秒ほど。中身(セミ)よりも、更に一瞬の輝きだったかもしれませんが、きっと抜け殻も喜んでいたことでしょう。
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