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土曜ワイド工場
 
理想の空き地を求めて

車さえなければ…

で、まわりとの関係以上に大事にしたいと思うのは、空き地アイテムだ。

やっぱり夏草がぼーぼーに生えてるとか、なぜか古いテレビが捨てられてるとか、そういうアイテムの品揃えを「空き地感」として大事にしたい。


これは、今回見た中では最高級の部類に入るすばらしい空き地。この雑草の枯れ具合。もうそろそろ梅雨だってのにどうしてここだけ秋みたいなのか。このやさぐれ感がたまらない。前述したまわりの環境もばっちり。そしてゴミの散らばり具合や壊れたパイロンの配置など、すてきだ。

くだんのドラえもんの空き地にも土管があった。あれは空き地アイテムとしてかなり優秀なもの。それにしても成長期の時代を感じるよね、土管て。

上などはかなりの作品。車のバッテリーなんかが捨てられてたら、もう完璧だ。

そう、バッテリーとか、廃車などならいいのだが、現役車はいただけない。


シンプルながらかなりレベルの高い空き地。しかし、嗚呼、やんぬるかな、車が…

駐車場問題はほんとうに悩ましい。たとえばこれ。スペース自体に駐車場であることを示すものはなにもなく、車さえいなければ、かなり上質の空き地作品である。残念でならない。

駐車場をセパレートして空き地感を守ったすばらしい例。みんなみならってほしい。

いや、もしかしたら「車があっても空き地は空き地だ」と主張する穏健派もいらっしゃるかもしれない。が、たとえばドラえもんのあの空き地に車が停まってたらどうだ?な?やはり車はダメだろ?


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