たしか都市計画法上では「空き地」という言い方はしないはずだ。たぶん。忘れた。ああ、もっとちゃんと勉強しておけばよかった。
「空地」は「くうち」と読み、いわゆる空き地とは異なる。それは敷地のうち建築物が建っていない部分をそう呼ぶ。はず。たしか。ああ、ほんとにもっとちゃんと勉強しておけばよかった。
いわゆる空き地は「未利用地」などと呼ぶのだ。そう、「いまはまだ利用されていないけど、そのうち何か建ったりするよ」という呼び方だ。これはとても面白いと思う。
「利用」が前提となって、はじめて空き地は空き地であることができる。たとえば、サハラ砂漠に「空き地」はない。空間的に「空いている」ことが空き地の定義ではないということだ。
お、なんかやっぱりかっこいいこと言ってないか、ぼく。 |