次はねこまんま、セレブバージョン
ねこまんまというものを、一人暮らしをして初めて食べた。
母の実家が魚屋という関係で、実家には常にシャケのほぐし身やシラスがあるという、今考えれば大変に豪勢な暮らしをしていて、ねこまんまを食べる暇がなかったのだ。
むしろ、かつお節と醤油やバターで食べるねこまんまは本で読んで憧れる食べ物だった。
ねこまんまだけじゃなく、醤油かけご飯、ケチャップがけご飯、バターご飯と、調味料を直にかけるご飯は私にとっては大人の味だ。
大人の味をセレブの味で食べるのだからこれは興奮さめやらない。 |