デイリーポータルZロゴ
このサイトについて
東急メディアコミュニケーションズ


フェティッシュの火曜日
 
セレブのもやし炒め、セレブのねこまんま

もやし炒めってこんなに美味しいのか

まあ期待せずに食べたのだが、セレブのもやし炒め、美味しい。すごく。1本1本が細いので水っぽさがない。食感もパリパリだ。

中華料理に青菜単品の炒め物ってあってやたら美味しいが(空芯菜炒めのような)、あれと同じで、もやしだけでまったく問題なく料理の1品になってる。

この89円のもやしはも「ブラックマッペ」と呼ばれるミャンマー産の種子のもので、普通の緑豆もやしとは品種からして違うらしかった。

もやしの世界にもフルーツトマトみたいなことが起こっていたとは。


ミャンマー生まれ、福島育ち

自宅の油を使っていためたが、これセレブの油を使ったらもっとすごいことになったんじゃないか。セレブ……おそろしい子! である。

28円のもやしを89円にすればこの贅沢が味わえるなら、ボーナスが出たときくらいこれはアリかもしれない。


ボーナスのときのメニュー

セレブのもやし炒め
 ・調味料込み351円(庶民版は128円)
 ・もやしが細い(ミャンマー産の種子)
 ・具はもやしだけなのに1品になってる
 ・小料理屋のつきだしとしてもアリなんじゃないか



油揚げ1枚136円

続いては、焼いた油揚げを焼肉のタレで食べるというこれもだいぶ突き抜けて節約なメニューだ。さすがにこれならセレブの牙城も崩れるんじゃないか。

しかし油揚げもセレブのはすごく高かった。なんと1枚136円である。1枚入りという単位で売ってることにも驚いた。

逆に、比較用に買った近所のスーパーの物は5枚で99円という激安ぶりで、これも「ちょっとまあ落ち着けよ」という値段設定。

1枚136円の油揚げがある世の中に、1枚20円の油揚げもあるのだ。もうなんだかよく分からないので差額116円でジュースでも買うか。


熱湯で油抜きをした後の両者。薄い! 厚い!

フライパンで焼いて焼肉のタレで食べます

セレブ版は焼肉のタレも高い。店には500円〜1000円くらいでいろいろと取り揃えてあったのでだいたい真ん中の価格帯である700円のものを選んだ。

たっぷりつけて、いただいてみます。


調味料込み836円。これで836円?!

セレブの油揚げ焼肉は肉ではない

味は「ああ、なるほどなあ」というものだった。なるほどなあ、これは、豆腐だ。


そういえば、油揚げってお豆腐ですわね

口にひろがる豆腐とタレの味。ちょっと嗜好を凝らした豆腐田楽かという一品。

これは「油揚げ焼肉」ではなく、「タレをつけて食べる油揚げ」だ。話としては一回転して元のところに戻ってる。

セレブの油揚げには、一回転して元の位置に戻ることができる力があるのだ。腹筋があるのだ。


一方20円の油揚げは

正統派は断然安いほう

5枚入り99円、1枚20円弱の油揚げは同じスーパーで買った148円のタレで食べた。

ああ。そうだ、これだ。

薄い油揚げに科学の味のタレが染み渡る。何しろタレのパンチがすごい。そうだ、これは蒲焼さん太郎だ。いや、焼肉さん太郎だ。もうどっちでもいい。駄菓子だ。

当然、油揚げ焼肉としての正統は完全にこちらである。これはセレブには体験のできない領域ということだろう。胸を張ってそのままブリッジ!


セレブの油揚げ焼肉
・調味料込み836円(庶民版は168円)
・肉ではない
・豆腐だ
・新しい豆腐田楽になった
・これも小料理屋で出せるわね


< もどる ねこまんまもセレブ版は大変だ >
 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲トップに戻る バックナンバーいちらんへ
個人情報保護ポリシー
©TOKYU MEDIA COMMUNICATIONS INC. All Rights Reserved.