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コラボ企画
 
めんつゆフォンデュでお花見に行こう

パート2食材のホープ、ちくわぶ! 下ゆで中!

あっさり和食材を多めに配置

パート2については、事前に自宅で少し実験をした。フランスパンに付けて試食してみて、普通においしかったのだが、そのとき、ひとつの考えが直感的にひらめいた。

それは、「これは和食材に合うな」ということである。

「チーズベーコン醤油おにぎり」のように、和食材と洋食材がまとまっておいしさを発揮できるメニューになる予感がしたのだ。

なのでパート2には、ちくわぶはじめとして、あっさり和食材を多めに用意してみた。

れんこん、さといも、マッシュルーム、鳥ささ身、ほたて、豚肉、アスパラ。
前の日の夜に、お母さんのようになって懸命に下ゆでした。


食品サンプルのようなとろけ具合。準備完了!


そうこう言っているうちに、いい感じに温まりチーズが溶けた。普通のチーズフォンデュよりもちょっと茶色い感じだ。 さっそくこれを付けて試食してみたいと思う。

パート2食材のホープ、ちくわぶ! 下ゆで中!

和洋の架け橋を果たすめんつゆ

まずは、今回の僕が一番期待をかけている食材、ちくわぶ。

関東圏以外の方に説明すると、ちくわぶとは小麦粉を練ってコシのあるリング状うどんにしたようなものである。

この小麦粉の香りの強さと、うどんライクな味と、めんつゆとチーズとの相性は絶対いいはず!と、確信をもって選んだ食材だ。

期待以上のカラミを見せてくれる。
で、味のほうは……

想像以上にうまい!

こんな味になるかな、という想像のラインがあったのだけれど、それを突っ切る味だった。

チーズとちくわぶという、それぞれでは相容れなかった食材同士が、めんつゆの味を介して見事に融和している。成功だ。これは期待できる。

他の参加者のみなさんにもどんどん食べてもらった。


ちくわぶ文化圏ではない小柳さんも納得

「フォンデュ、ていうイメージより、庶民派の味だね」


次々とチーズに投入される食材たち。


パート2の方も、どれを食べてもうまい。ちょっと塩味が強い感じなので、フォンデュというよりは、ディップを盛るイメージが近い。

めんつゆの和洋仲介力がかなり強いので、レンコンもうまいし、ささ身もうまい。ホタテなんて、おいしくならないはずがない。みんなで興奮してめんつゆフォンデュの海に食材を突っ込んでいたら……。


古賀さんがチーズをこぼした。


ちょっと興奮しすぎた。

まあでも、ほんとうにそれぐらい楽しい。みんなで鍋を囲んで、適当な食材を突っ込んで食べるのが楽しい。

めんつゆのおかげで、フォンデュとしての食材の受け入れ幅がかなり広がるので、きっとほとんどのものがフォンデュで食べられる。僕のお気に入り食材をいくつか書いておこう。


香りが相性のいい、サトイモ

チーズめんつゆと相性のいい食品たち。

参加したライターさんたちの間で最も人気だったのは、鳥のささ身だった。たしかにうまい。フォンデュの味の濃さがしっかりとなじむ感じだ。

個人的に印象に残ったのは、サトイモ。独特の香りと、滑らかな舌触りが、うまく融合する。あとアボカドも他の食材に無い、こってりとした味になる。

余談だが、自宅でのリハーサル時にカツオの刺身を試してみたら、これは非常に相性が悪かった。チーズとカツオの血生臭さが壮絶な大ゲンカをしてしまう。クセの強い食品を選ぶときは、注意が必要かもしれません。

一つの世界を築く、アボカド
こぼしたチーズはきちんと片付けました。

結論

自宅でリハーサルしつつも、おそるおそる進めた企画だったが、用意した食材もあっという間にどんどん減っていったし、無事成功に終わったと言えるだろう。仮説「めんつゆと油物は相性がいい」はやっぱり間違いじゃなかった。ナイスプレー、めんつゆ!

そして大勢で鍋を囲んで、晴れた日に外でめんつゆフォンデュするのが、また楽しかったです! このために集まってくださったライターの皆さん、ありがとうございました!

味付け不要、下茹でオンリー、みんなで楽しいめんつゆフォンデュ!
新しいパーティーメニューにぜひ加えてみてください!

ヤマキ「めんつゆ研究所」ではめんつゆの可能性を一緒に研究していただける方を募集中! デイリーポータルZでも引き続きめんつゆの記事を公開していきます! どうぞお楽しみに
(2010.6.26追記)このキャンペーンは終了しました。


余った豆腐もめんつゆをかけて食べました。汎用性高し。

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