焼き餃子　5個　500円

ママさんがニコニコしながら運んでくれたのが焼き餃子。1個100円の計算なので手頃な値段だ。

焼けてる面は、蒲田の羽根付き餃子っぽいパリパリ感が楽しめ、上の部分はコシのあるムチムチ感を楽しめる。見事な食感のコントラスト。

餡はあっさり目の味で、生姜が効いている。スープがたっぷり詰まっていて、無造作に食べたらお漏らしかよ！というほど汁が飛び散ってしまった。

餃子を丸ごと口に入れ、静かに噛むと汁がジュワーっと染み出してくる。熱い汁、甘みさえ感じる餡、2種類の食感の皮。それらが口の中で混ざり、舌を熱くさせる。飲み込んだ後にビールをギューッっと飲み、クールダウン。

これ以上の幸せがあろうか。十分だ。

水餃子　5個　500円

玲玲では、焼き餃子、水餃子、蒸し餃子の3種類が更に、シソ、セロリ、椎茸、キャベツ、白菜、茄子、トマト、ニラに別れている。これらは全部5個500円。エビ、ニンニク、ホタテ、フカヒレの餃子は5個で600円だ。

今回は焼き餃子と水餃子、としか注文では言ってないのだが、焼き餃子は白菜で、水餃子はセロリ入りとなっていた。特に指定しない場合は、ママさんお勧めの餃子になる、というシステムらしい。

このセロリ入り餃子が滅法うまかった。

セロリは大きめにカットされていてシャキシャキと歯ごたえが気持ちいい。やや八角の風味があり、それがセロリとよく合っている。餃子は、餃子自体が白いカンバスのようなシンプルな料理なので、風味が強いスパイスとの相性が良い。例えば、この餃子の様にセロリや八角とか。パクチー入りの餃子も美味しい。

焼き餃子と同じで、ぴったり閉じられた厚い皮の中はスープの海。噛む、ジュワー、ビールグビー！最高だ。

焼き餃子　5個　320円

まずは焼き餃子。5個で320円なので、1個64円。やすー。安いけど、モチモチの皮もパリパリの皮も最高。豚肉がたっぷり入っていて、これが5個で320円かー、という驚きがある。

ニイハオや歓迎の餃子と比べるとやや皮が薄い。価格帯は他二店と変わらないくらいだが、ちょっとジャンクな感じのするニイハオ辺りとくらべて、上質な味がした。蒲田の三店だったら、僕はこの金春の餃子が一番好きだ。

ナマコ入り焼き餃子　5個　680円

コロコロと角切りのナマコが入った餃子は、5個で680円。流石高級食材、ナマコ。以前、かなり豪快に食べてしまったのだが。

コリコリと、やや固めのゼラチン質な食感が面白い。中華のナマコを食べてみたい！というお試し的な気持ちで食べてみるといいかもしれない。

水餃子　8個　500円

水餃子も安い。1個62円。なんだそりゃ。泰興楼の餃子1個で、金春の餃子が3個食べられる。そりゃあ、大きさも違うけどさ。

泰興楼や天龍の餃子と比べると小さいが、餃子という料理としては、大きめの水餃子だった。ツルツルの皮を慎重に掴み、頬ばると、口の中は餃子でいっぱいだ。

卵とニラが入っていて、あっさりした餃子の味に微妙なアクセントを与えていた。

これだけ食べて、1500円。しかもランチタイムは、セルフサービスだけどコーヒーと杏仁豆腐付き。お茶も無料でしかもうまい。お茶がうまい店ってのは大体料理も美味いが、金春もその例に漏れず、いい店だった。あーあ、こんな店が近所にあったらなぁ・・・。

と思った葛西の皆さんに朗報です。葛西に美味しい餃子を食べられるお店があったよ。実は有名らしいけど。それは次のページ。