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ひらめきの月曜日
 
東京人は本当に冷たいのか 見てきてジャーニー・東京編

萩中公園はパラダイス

次の見てきてはかき氷屋さん。歩いて疲れて暑い今にちょうどいい。是非とも食べたいかき氷。行ってみましょーう。


見てきて!投稿
[東京都] 萩中公園の焼き芋(カキ氷)屋さん (2008.1.23)
投稿者 ぬこ さん
どんなところ?

むかし近くの高校に通ってました。
いつも萩中公園にいる、焼き芋(カキ氷)屋さんがまだいらっしゃるのか、見てきていただけるとうれしいです!

たしか、お年寄りの皆さんが、何人かで運営されている屋台でした。夏はカキ氷、冬はおいしい焼き芋を、超良心的な値段で売っていらっしゃいました。

夏のカキ氷のシロップに、「水(スイ)」というのがあり、「スイってなにーーーー笑笑笑」とバカ騒ぎしながらも、おじいちゃんおばあちゃんと楽しく会話したのを覚えています。

どうぞよろしくお願いします!

だいたいの住所 東京都大田区萩中3丁目

>>「見てきて」ページはこちら

今回は公園ということで場所が分かりやすい。近づく時点で聞こえてくる子供たちの騒ぎ声。見えてきた公園がこりゃすごい。


公園です。
なんだこの乗り物。

乗り物の死角の危険性を教えるために実際にトラックやブルドーザーなんかに乗れるようになっている。そして死角に遭遇しなさそうな船や機関車なども展示してある。


砂上の船。
重厚

それに群がる子供たちの楽しそうな姿よ。トラックに乗り船に乗りその次は機関車だ。なんだその節操のなさは。夢か。もちろん僕も乗った。


乗り心地を一言で言うと無骨。


そのほかにも小さな道路標識が付いた道路が公園内にあり、交通について学べるようになっていた。さらにさらにその道路を豆自動車なるものや自転車などで走れるみたいだ。


HAGINAKA PARK

ただの公園かと思ってやってきたがなかなかどうして、凄いぞ萩中公園。これだけ子供たちがはしゃぎまわる公園もなかろう。子供の楽しそうな姿が心を和やかにするのは場所を問わずどこでも共通だ。東京の公園、良いぞ。


野球の大会もしてた。
プールまであるとは。

グラウンドも何面もあり、プールまである。内容を見ていくほどにどんどんうらやましくなってくる。いいなぁ。こんな公園が近くにあったら楽しいだろうなぁ。

 

正解か分からないかき氷屋さん

凄く楽しい萩中公園。で、終わりそうになったが依頼はかき氷の屋台を見てきてだった。プールを過ぎたあたりでかき氷を手に持った人をちらほら見かける。かき氷屋さんか、水(スイ)というシロップのあるかき氷屋さんか!?


かき氷売ってるミッキー発見。

屋台ではないがかき氷屋さんを発見。周辺にいる子供すべてがこの店に吸い寄せられていく。吸引力の衰えないただ一つのお店。


フランク、カレー、ナゲット、あげタコ、ソフトクリーム。 魅惑のラインナップ。

魅力的な品揃えのミッキー。まだかまだかと押し寄せる子供の熱意が尋常じゃない。僕も子供時代ならばミッキーだけで食生活を全うしたいと望んだだろう。


かき氷のシロップに水(スイ)はない。


そんなミッキーは依頼のかき氷屋さんなんだろうか。屋台ではないし、シロップに水(スイ)がない。聞いてたしかめようと思ったがすごい行列に少しひるむ。まだ半周だし、先にあるかも。無かったらまた来よう。妥協を保留と呼び、先へ向かう。

 

ドライな東京と変わらぬ子供


お菓子な?店。こういう店ほど真っ当だ。

次に現れたはお菓子な?店。こっちの方が駄菓子屋色が強く、100円玉を握りしめ、走って通ったような印象だ。ここかも知れぬ。


駄菓子が並ぶが
食券制?のようになっていてこの札を窓口に渡すと商品が出てくるようだ。

懐かしい気持ちで子供があふれる店内に入って驚いた。お菓子を置いているのだがそのすべてが張りぼてなのだ。そしてその下に商品名が書いた札が置いてある。

万引き対策か商品管理のためか、商品が表に出ることはない。東京のドライな一面も垣間見た。


僕はかき氷を購入。

だけど子供はそんなことは気にもせず、自分の予算と欲しいお菓子に頭を悩ます。「あと30円だからこれにしようか、いやこれか」なんだ、何も変わらない。やっぱり駄菓子屋は子供の楽園だった。


子供のシロップ縦横無尽。
何味にしようかなー。

シロップ自分でかけ放題。すごい勢いでかける子供たち。一つの味だけで染めるなんてとんでもない。手当たり次第にかけていき、何色とも判断がつかないものになっているのが当たり前だ。そこで聞こえてきた衝撃的な言葉。

子供「ねーこれ何―?水(みず)?」

水!?それは水(スイ)を読み違えているんじゃないのか!?

お母さん「それはみぞれ。甘いやつ」

違った。


無難にレモン一色で。冒険できなくなるのが大人になるということか。

ここにもなかったシロップ水(スイ)。昔はあったりしたのだろうか。
店の人に聞いてみる。

僕「すいません、水(スイ)ってシロップはありませんか?」
店員さん「水(スイ)?うちにはないねぇ」

無いか。屋台についても聞いてみよう

僕「そうですか、昔公園で屋台のかき氷屋さんがあったらしい
んですが今はありませんか?」

店員さん「知らないねぇ。公園内は商売が禁止だから屋台なんかも出せないはずだよ」

なんと。公園内には屋台が出せない。ありゃ。公園外の屋台だったのか昔は出してもよかったのか。分からないが、今回見つけることはできませんでした。


>>結果はこちらに投稿しました

屋台は見当たらなかったが、ぬこさんがそうしていたように今も公園は子供たちの騒ぎ声で溢れていました。


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