■第2折り返し地点の浅草を目指します

　そろそろ楽しさが失われてきて、足は動いてるんだけどコネタを探し忘れていたりする。はっ！と気付いて行程の写真を撮ったり、コネタを探したりした。

モスでの幸せなひととき。

　雨はまだやまず、カッパは脱げない。微妙に濡れた髪の毛が気持ち悪い。でもまだ20km近く残っている。そんな状況で探したコネタをご覧下さい。見どころは、下がってくるコネタハードルと、願望が反映されたコネタの数々です。

■コネタその２６　「浅草橋から見える屋形船群が格好良い」

狭い川に並ぶ屋形船。船宿や桟橋も並んで実に良い雰囲気です。

ここはゆっくり撮影を楽しみたいですな。夜に撮影に来たらいいでしょうか。

■コネタその２７　「五月人形の店頭展示がすごい」

悪役の鎧ロボットもののふ。

　浅草橋で撮影。金属製のロボットみたいな敵と、バズーカーを持って戦う五月人形。すごいね、レゴみたい。

対する正義の五月人形。弓とかバズーカとか、飛び道具中心です。

■コネタその２８　「浅草橋駅周辺のガード下が趣深い」

無造作に張りだした出っ張りと、それを支える柱が良い。

　浅草辺りの駅や鉄道は古い物が多く、ここのガード下もかなりオーラ出てます。浅草辺りは橋も多いし、ゆっくり撮影したいなぁ(僕は建造物だと橋が好き)。

■コネタその２９　「白根さんはカタカナで書くと妙な感じ」

釣り具の白根さん。角張った建物が格好良いすな。

　「白根」だと普通に名字って判るんですが、「シラネ」だと「知らない」と無造作に言った感じに見えますよね。うん、きっと疲れてたんだ、僕は。

「シラネ」って言うとなんか、ねぇ。「釣り具？シラネ。」みたいで。

■コネタその３０　「バンダイのビルの周りは人形だらけ」

ズラリ並ぶバンダイのアイドル達。

　アンパンマン、たまごっち、ドラえもん、ウルトラマンなどなど。子供連れてきたら喜ぶかしら。オレなら喜ぶね。

よく判らなかったんだけど、きっとたまごっちのキャラクターだと思う。

■コネタその３１　「浅草は駐車場の看板まで格好良い」

流石浅草。細部にまでこだわってます。

　浅草の看板はどれも書体が格好良いです。こういう小さい演出が大事なんですよね。

■雷門に着きました

嬉しいので眉が下がった。いや、まぁ、いつも大体下がってるけどな。

　ようやく第2折り返し地点の雷門に着いた。新宿からはるばる28kmくらい。15時半に着いたのでスタートから6時間経っている。つまり、時速4.6666666666kmの計算だ。あんまり数字がしょぼいので桁数を多くしてみた。

　休憩と撮影時間を含んでるとはいえ遅すぎる。でも、もうペースアップは無理。だって、足がもう、一歩歩くごとに痛いんだもの。オラの足は山を歩くためのものであって、アスファルトの上を歩くようには出来てないんだ。

そんなペースでも頑張って進む。意地で進む。