父の遺した土地は

　まずはこちら。

ちょっと見てきて：父の遺産ってどんなとこ？（より さん）

　亡き父が生前に買ったという土地。相続したものの遠地のため一度も訪れることがなかったこの土地が、このコーナーに投稿されました。今や自分の財産、そりゃ気になりますよね。

　「見てきた」に寄せられた写真を見る限り、現地は今は荒れ地。しかし元リゾート地などの追加情報も寄せられ、投稿者の より さんも、亡き父の足跡をたどるような気分で読まれたのではないでしょうか。

　お礼によるとしばらくこの土地は寝かせておくとのことですが、いつか石油とか金とか温泉とか出るといいですね。あと天然記念物が繁殖したりとか。

ケンカして飛び出した実家

　引き続きお父さんに関する「見てきて」。

ちょっと見てきて：H・Y商店（ ffty51 さん）

　ケンカ同然で飛び出してきた父の店。「平日に営業だけしている事だけがわかればいいです。」という距離感を感じさせるお願いに、まだまだすべてが水に流れたわけではないのだ、という緊張感を感じます。

　そんな中、投稿された「見てきて」によるとお店は営業中。

　お礼投稿では、「私も思い切って一度父に電話してみます。」とのことで、親子の間を隔てる氷はすこし溶け始めてきたようす。その後どうなったかはわかりませんが、無事仲直りしていてくれたことを祈るばかりです。

祖父の龍

　つづいては、祖父が残した作品がどうなったか見たいという、この投稿。

ちょっと見てきて：「湯の上観音」の龍の天井絵 （ぬこ山 さん）

　お寺の天井絵をおじいさんが手がけたそうです。そして撮影された写真は、実に見事な龍でした。保存状態もいいです。

　先に紹介した、遺産の土地もグッとくるものがありますが、絵ともなると故人の魂がこもっているだけに、またひときわ感慨深そうですね。

薬屋しかない街

　ドラマチックなエピソードが続きましたので、最後はちょっとほのぼのとしたのを。

ちょっと見てきて：薬屋しかいない街 （ｱﾝﾄﾞﾚﾚ さん）

　旅行先で「薬屋しかない街があった！」と興奮気味の母。どうにも信じられない話でしたが（正直、僕も「さすがにないだろう」と思っていたのですが…）、意外にもすぐに「見てきた」に情報が寄せられたのです。場所は天川村洞川、陀羅尼介丸という胃薬ばかり売っているとのこと。

　ということで、勝ったのは母。しかし、ちょっと見てきてのおかげで論争の決着がすぐついたので、深刻な親子げんかに発展しないですみました。いやーちょっと見てきて、本当にいいコーナーですね！

まだまだ紹介し足りません

　最後はすごく強引にコーナーを褒めてみましたが、そうするまでもなく、この記事を読んでくれたみなさんには「ちょっと見てきて」の魅力が伝わったのではないかと思います。

　今回はあまり紹介できませんでしたが、見てきてには変なスポットや、おいしいお店なんかもたくさん投稿されています。それから兄弟コーナー、「ちょっと見たいわ」にも見どころはたくさん。そのあたりは次回以降の総集編で紹介していきたいと思います。それでは次回まで、さようなら！