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不安な土曜日
 
マネキンになりきってみた

マネキンになりきって

しかし、この顔とこのカツラで夜の渋谷に繰り出す勇気はない。なるべく顔が隠れるように、コートのフードを深めに被る事にした。

ヒクソングレーシーの入場シーンをイメージしている。


顔を隠して

うつむきながら人ごみを抜ける

このヒクソングレーシー作戦は大成功だった。

誰からも笑われることなく、目的地まで到達する事が出来た。もしかしたら後ろ指を指されていたのかもしれないが、こっちが笑われている事に気付かなければ問題ない。


目的地の

ショーウインドウ

このお洒落なマネキンたちに混ざって違和感がなければ、僕のマネキン化計画は成功と言える。

お手本のマネキンを確認する。


これを目指してがんばった

よし、このお洒落マネキンたちに紛れ込んでみよう。


紛れてみた

事前に、お手本のマネキンと同じ服を購入していたのだ。
「ショーウインドウのマネキンが着ているのと同じ物を」と頼み、同じTシャツと同じネルシャツをゲットしたのである。

それを考慮した上で、もう一度見ていただきたい。


同じ服デス

どうだろうか?

まだマネキンには見えない。
そういう人は、薄目でぼんやりと見ていただきたい。


俺たち、5人組

まだ見えない場合は、モニターから3メートルくらい離れて見てください。


ザ・マネキンズ、というバンド、という設定で

3メートル離れてもマネキンに見えない。
そんなあなたは正しいと思います。

だって、見えないもの。


アディオス







ドーラン塗って、眉毛をつぶして、カラーコンタクトまで入れて。結局、マネキンっぽくはならなかった。元々の顔の造り? みたいな所から間違っているんだと思う。僕の顔はマネキン向きじゃないのだ。

でも、僕は満足だ。

マネキンになれなくたって良いじゃないか。僕は人なんだ。そうだ、人なんだ。人として人と出会い、人として人に迷い、人として人に傷ついたりしている。 人として人と別れたりするけど、それでも人しか愛せないのである。


それは金八先生の歌ね




 
 
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