橋をもとめて
私が求める陸橋は車では渡れないものが多く、 たいてい近くまで来たところで車を降り、その先は歩いて探すことになる。
小学生の男の子たちは「こんにちはー」と挨拶してくる。
田舎はいい。
私が「気になる」と思う橋は、たいてい 「ここに橋があるとは思えない」 というロケーションにあって、それがまたよい。
これはまたすばらしい橋に遭遇した。 後付けの転落防止柵がとても中途半端で、誰か落ちないかすごく不安になる。
しかも、歩いて渡ったら足元の石がゴトッと言って揺れた。
これはすごい。
安全の基準がタイムスリップしてるというかなんというか。 高度なSFなんじゃないか?という気さえしてくる。