帰りもライナーに
実は高尾駅から都心に向かって、なぜか夜の時間なのにライナーが運行されているのだ。 せっかく高尾まで来たのだから、これに乗って帰らない手はない。 ほかの快速列車を見送って、1時間以上高尾で時間をつぶしてライナーを待った。
なんとグリーン車に
せっかく1時間以上も待ったので、どうせだからとグリーン券を購入してしまった。 夜の時間帯の上り電車なので、どう考えても絶対に座って帰れるのにグリーン車に乗ってしまうというのはかなりの贅沢だと思いつつ乗車したのだが、いざ乗ってみると、贅沢というよりも、典型的なお金の使い方を知らない人なのではないかな、という気がしてきた。
というのも、グリーン車には僕しか乗っていないのだ。 それどころか、他の車両にもごくごく少数の人しか乗っていない。 たぶん乗っているのは、ホームにいたあの人とあの人と…くらいの感じだ。 贅沢といえば贅沢だが、無駄遣いという言葉がぐるぐる回ったまま、新宿に到着した。
翌日もライナー
中央ライナーで往復したが、どうもまだ満足した気がしない。 やはり早い時間の空いている列車に乗ったのがいけなかったようだ。 「通勤」という感覚が充分味わえなかったように思う。 翌日、こんどは小田原に向かうライナーに乗ってみることにした。
湘南ライナー
今回乗るのは18時34分東京発の湘南ライナーだ。 湘南ライナーは中央ライナーと違って、指定席ではなく、座席数分だけ切符を発行するタイプだ。 発売開始直後から、切符を購入した人がホームの指定された場所に並びはじめている。 整理券を持ってさえいれば座れないことはないのだけれど、きっとみんないい席に座りたいのだろう。
乗車開始
昨日の列車とは違い、東京駅からかなりの乗客が乗っている。 車両の入口のところに駅員さんがいて、ライナー券に判を押してもらってから乗車する仕組みだ。 僕も列の最後の方に並び、人生3本目となるライナーに乗車した。