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はっけんの水曜日
 
そもそも、山登りはなにが楽しいのか?

■その4 崖を登ったり降りたりするのは楽しい

 危険な香りがする物に人は惹かれます。高校の頃とか、不良っぽい先輩(相沢さんとかそんな名前)を好きになる女子とかいたでしょう。きっと同じ理由です。山も同じで、危ないルートを歩くのは楽しいんです。死と生を実感出来るから。

 そんなに凄いところには行ってないし、本当にマズイと思った時は写真を撮ってる余裕が無いのであまり凄い崖は紹介出来ないですが、何枚か写真を見ていただきましょう。



八ヶ岳、赤岳から横岳に向かう途中の崖。鎖を頼りに断崖を渡ります(トラバースする、と言います)。



丹沢表尾根の稜線にある橋。左側が切れ落ちていて、手すりとかないのでやや怖い。


秩父、伊豆が岳の岩場。


3点支持を守りつつ、鎖を頼りに登る。この位の岩場だとお手軽に危険で楽しい。


奥多摩、高水三山の惣岳山の岩場。この位だとクライミングの技術とかいらないので、気軽に危険を楽しめます。でもうっかりするとケガをするので気を抜かないように。

奥多摩の手頃な岩場も楽しいですが、高度感が欲しければ3000m級の山に行くと良いでしょう。大丈夫、本当に危険な場所は一般的な登山ルートにはなってないですから。


赤岳の隣にある阿弥陀岳の山腹。結構急な箇所があって大変に楽しいです。

 


シモツケソウ。ほけほけして可愛い花です。

■その5 山で見る小さな花は美しい

 景色も良い、食べ物も美味しい、スリルもある。そして更なる魅力は、花や植物です。派手さは無いけど、小さくても一生懸命に咲く花の美しさは、一時疲れを忘れさせてくれる物です。

 書きながら、なにを真面目に山の魅力について語ってるのかと恥ずかしくなってきたけどこのまま続けます。だって、もう3ページもこのノリで書いて来ちゃったんだもの。


コスモス。秋を感じる花ですよね。

名前は不明。小さく密集して生えるのがなんとも可愛い。

ギンリョウソウ。キノコに寄生する、葉緑素を持たない植物です。だから真っ白。幽霊みたい。

ヤマオダマキ。鋭く開いたガクの部分が格好良い。

謎の粘菌。もしくはキノコ。菌類萌えにもたまらんね。

木の皮に生えるキノコも可愛い


巨大なオニアザミ。子供のこぶし位の大きさの花が付いてて、ちょっと不気味。


名前不明。中高年登山者は花の名前に詳しい人が多いですが、僕はまだまだ。


イブキジャコウソウかな。うす紫の花が可愛いんですよ。


高山植物の女王、コマクサ。盗掘しても下界では枯れちゃうのでそっとしておこう。

1000mくらいの低山ばっかり登っているので、珍しい高山植物の写真はあまり持っていないんですが、注意しながら山道を歩いていると変わった植物を見つける事が多くて嬉しくなります。


奥多摩の石尾根を下って奥多摩駅に向かうルートの最後に巨大な百合が生えていた。大きすぎて自立出来ないみたい。


花も良いけど、秋の紅葉も素敵だ。春と夏は花、秋は紅葉、冬は雪。季節を目と体で感じられるのも山の魅力。


紅葉のパッチワークが綺麗なのよねー。

 景色、食べ物、花、紅葉と、王道的な山の魅力について書きましたが、最後はちょっと逸れて、デイリーポータルZ的な山の魅力を紹介したいと思います。いわゆる路上観察系といいますか、下界でのクセは山でも出てしまうわけでして。


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