枠で囲むことはアピールである
四角で囲った顔はデジカメのモニター越しでなくても、くっきりと顔であることがわかる。ここに顔がありますよ、と訴えかけてくるのだ。
ウォーリーをさがせどころではない。一発でわかる。群衆のなかで知っている人の顔だけ分かったときのようだ。たくさんの顔のなかからひとつの顔(自分だけど)だけがピカーンと飛び込んでくる、あの状態。
逆に、自作の枠をつけることで、知り合いでもないのに強制的にその状態を作り出しているのかもしれない。
脳が「あれ、こんなに気になるってことは知り合いなんだっけ?」と勘違いしているのだ。
ここまで引っ張っておいていうのもなんですが、ただの警戒心という気もします。正味な話。
むしろなんでも顔に見える
こんどは逆の話。四角で囲むことでいっそう顔に見えてくるものもあったのだ(よくこの枠でこれだけ話を続けるな、と思っている皆さん!僕も同感です。でも続きます)。
グーグルストリートビューは顔を全てボカシを入れようとしたところ、ちょっとでも顔に見えるものを全部ボカシを入れてしまってすっかり分からなくなっているのが妙に人間っぽい。
でも、この枠を付けたらグーグルストリートビューの気持ちが少しわかった。
次のページは顔認識オプションの応用編。必要な情報はひとつも書いてません(これまでも書いてあったのかどうか不安だけど)。