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フェティッシュの火曜日
 
世紀の発明!自転車セグウェイ初公開

 

ベロウェイ制作秘話

制作秘話と書いたが、知りたいのはセグウェイとの関係である。このベロウェイという5文字の名前の6割以上がセグウェイであるからには、本家との距離感をたしかめねばならん、と思っていたのである。


古いマンガ表現のひとつ、走るときの渦巻きがきっかけ!?
文字スペースをかせぐために阪上さんを縦長で載せておこう

きっかけはマンガ表現!?

「昔のマンガって走ってるとき円を描いてるでしょ?あれがイメージに残ってたんかな。」という意外すぎるきっかけを教えてくれた。あれっ!?

というかモロにアレだろうと思うが早いか「あとはそれプラス、セグウェイのイメージで作った。」うん、そっちだよね!と今日一番の納得を得た。

制作に3ヶ月、構想はどれくらいから?「セグウェイを見たときかな。」とも言っていたので、まず間違いないだろう。クロである。

そもそも阪上さんはセグウェイに乗ったことがあるのか?

「そりゃあるよ!こんなん作るんやもん!」とお叱りを受けたが阪上さんは「グリンピア三木(そういうレジャー施設)で15分1500円、30分で3000円」のセグウェイ試乗経験者だった。

そんな阪上さんにライバルである(筆者の勝手な思いであるが)セグウェイの印象を聞いてみると、少し間をおいてから「乗る価値はある。」と。

セグウェイもけっこうやるらしいぞ

阪上さんが褒めていたのは乗り物としての面白さ。二輪の上に立って乗る一体感など、「あれは面白いわ。」とその時ばかりは、アメリカから遠く離れた熊取で25年、乗り物のおもしろを追求してきた発明家の顔をしていた。

みんな「便利よね」と言ってる中、「あれはおもしろ」と言い切るかっこよさ。熊取にいるこの人といいお友達になれると思いますよ、セグウェイ作った人!

しかしこれでようやく阪上さんはセグウェイと同じ土俵に上った。アメリカvs.泉南地方、米軍vs.堺の鉄砲筒、B29は竹やりで落とせますよ、阪上さん!アメリカにも輸出して日米貿易摩擦をもう一回起こそう。目をとじるとデトロイトあたりでベロウェイをハンマーでぶっつぶす労働者たちの姿が浮かんでくるようだ。

 


ベロウェイのいいところ

いただいたベロウェイ情報メールにはベロウェイのいいところが書いてあって「他にもまだまだ利点はあります!」としめくくられていた。一体どんな、どんな素晴らしさを教えてくれるんだ、阪上さん!


「(長所は)なんやったかな」とパソコンでカンニング中
ズボンの後藤
目立つこと間違いなし!ギブミーチョコレート!

・乗ってるのがおもしろい!

自転車フォークリフトの際もここに行き着いたが、阪上さんがこだわるのは乗ってるときのおもしろさである。

「足の横に車輪があると、自分の足になったような感覚」が得られるという。体験するとなるほどと思うのだが、この感覚は視界から来ている。ただ、足に近い、という視界なだけで自分の足感覚が得られるのだから、視覚というのは認識において重要なウェイトを占めているのだなあ、とかそんなことを思わずともおもしろい。

突っ立っててツーッと前に進んだらおもしろいじゃん、そんな感覚。とか突き放した説明の方が分かりやすいかもしれない。

・立ったままだからスカートで乗れる

この辺りはどうでもいいかもしれないな、とぼんやり思っていたのですっぽり聞き逃していた。だって自転車もスカートで乗ってるのだもの。でもミニスカートの人はやっぱりベロウェイがいいか。

・街で注目の的

ちょっと場内一周してあげよか?のお言葉に甘えて走ってもらった。みんなガンガン見て、子どもがついてきたりしていた。進駐軍のジープのようで、チョコやガムなどを配るのに持ってこいである。

・安定しているので工場巡回、空港などで

本家セグウェイからパクってきたのではないかと思わせるほど想定使用場所が似ている。こちらの売りは止まったときの安定感、そしてそれは三輪であることから来ている。セグウェイの2輪にプラス1しているのだ。数の論理で言えば絶対こっちのほうが安定してるはずだ。だって公文で習ったもの。

・直立して乗るので省スペース

電気屋にて、普通のそうじ機と縦置き型そうじ機のどちらにするかで悩んだことはないだろうか?島国日本において土地が持つ魔力はバブル時代に証明された。泡が弾けた今でも、省スペースは美徳である。

普通と縦置き?省スペースな方で!と縦置きを選んだ筆者が後にダニとかに対応しないくらいの吸引力にがっかりしたことはまた別の話であり、今は自転車の話をしているのだ。

・人力なのでエコ

なんだそうだ。阪上さんのモットーである「人力でいけるとこはいきましょう」をまた聞けた。この辺りに興味のない方は「縁起物」感覚で捉えてもいいと思う。よっ!と合いの手を入れるくらいの距離感でもいいと思う。

 

 

 
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