石川
体重に耐え切れず、傘の柄がポキンと折れた。するとどこからか子供たちがやってきて取り囲まれてしまった。拷問こそ受けなかったものの、あっという間に取り囲まれて、傘を壊したことを歌いながら責められる。あまりの展開に頭を抱えてうずくまるしかなかった。
大北
カメラを向けていると、画面の端から何やら小さい人影が。と思ったらターッと走ってきて一人ずつ台詞を言いながら壇上に上がる。歌いながら責める子どもたちはミュージカルのようだった。
あまりにも現実離れした展開が飲み込めたときには、笑いが止まらなくなってしまった。奇跡は起こる、と思った。できるならもっと他の形で目の前に現れて欲しかったものだが。 |