アナジャコ釣りスタート
漁場に着くと、さっそく指導員によって「釜たて」と呼ばれる穴掘り作業がおこなわれ、参加者が筆を差し込んでいく。
アナジャコ釣りは、泥を少し掘ったところに現れる巣穴に筆を突っ込んで、アナジャコが筆を敵だと思って巣穴から押し出しにきたところを捕まえるのだ。
早速私も持参したハンディサイズのクワで穴を掘ろうとしたのだが、こんな道具では全然干潟を掘れない。
あまりの情けない姿に見かねた指導員のおばあちゃんが、すごい早さで釜たてをしてくれたので、そこでやらせてもらうことにした。
このおばあちゃん、釜たてのスキルも素晴らしいのだが、もちろん捕る方も凄い。
東京湾の干潟で鍛えた私がまだ一匹もとれないというのに、筆を巧みに使って次々とアナジャコを抜き上げていく。きっと一日で100匹以上を余裕で捕る猛者なのだろう。
筆はいっぱいある
おばあちゃんの見事な手腕に見とれてしまったが、私もアナジャコを捕らなくては。
アナジャコ釣りで使う筆は、普通5,6本あればいいのだが、私の場合は友人とアナジャコ釣りにいく度に、筆をみんなが家に置いていくので、もの凄い数の筆があるのだ。筆の数ならきっと優勝。
この大量の筆を駆使してとれた獲物はこちら。