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ひらめきの月曜日
 
マジャク(アナジャコ)釣り大会にいってきた

開会式

干潮時間ちょっと前の11時半、横断幕の前に参加者が集まって開会式がスタートした。

会場には結構な大人数が集まっており、ゼッケンをつけたプロっぽい人もちらほら見受けられる。いったい優勝ラインは何匹くらいになるだろうか。

ちなみに私の自己ベストは12匹だ。


今回は県内外から450人も集まったらしいです。

開会式では、荒尾市長をはじめ、地元の漁協組合、商工会議所、PTAなど、たくさんの来賓の方々からの挨拶をいただき、最後に荒尾市農林水産課の方から競技説明があった。


荒尾漁協組合長。白い長靴がカッコイイ 農林水産課の人からの競技説明。筆の数とか決まっているのだろうか。

「……水分を十分とってください。なお、マジャク釣り大会は、釣れた数を競うものではありません。皆さんに楽しくマジャク釣りを……」

ええ!釣れた数を競うものではないのか。

さっきから実はそうなんじゃないかなと、いや正確には申し込みをしようとした時点で、うっすらそうなんじゃないかなという気は正直していたんだけれど、やっぱりそうか。

どうしよう。「マジャク釣り日本一の称号を勝ち取ってきます!」っていろいろな人にいっちゃったよ。

でもいいのだ。「生き物を捕ってはいけません」とやたらに規制をするのが世の中の主流となっている中、このように「みんなで生き物をとって楽しもう!」という働きかけを、市を挙げておこなっているというのが嬉しいのだ。

 

漁場となる干潟へと歩く

開会式が終わり、景気のいい爆竹の合図で大会がスタートした。爆竹の音なんて久しぶりに聞いた。マイクの声が十分届く距離なのに爆竹、意味がなくて素敵だ。

これから干潟に移動して、午後3時までの間(終了の合図もやっぱり爆竹)、ゼッケンをつけた指導員に教えてもらいながら、アナジャコ釣りを体験する。

干潟にはコンクリを敷いてあるらしい歩道が海に向かって延びていて、そこをみんなで歩いてアナジャコの漁場に移動する。干潟に道があるなんて、さすがは有明海。


みんなで沖に向かって徒歩で移動。 干潟の歩道はけっこう歩きやすい。

海に向かう歩道は2本あって、二手に分かれて移動した。海を渡る人々。なんだか非現実的な光景だ。 大会とは関係無しにアナジャコを捕る親子。

 

漁場到着

干潟を延々と歩き、出発地点が遠く霞み、「ちょっとトイレ休憩」とかが不可能になった頃にようやく漁場到着。

心配された暑さは、干潟の上を海風がそよいでいたのでそれほどでもなかった。それにしても十分暑いが。

しかし、有明海の干潟、実際に歩いてみると本当に広いや。


ようやく漁場に到着。

干潟の道はまだまだ続いており、実は歩いて対岸まで行けるんじゃないかなと思うのだが、歩いている途中に潮が満ちてきそうなので我慢。


道はまだまだ続いていた。なんとなくバンザイ。

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