絶対入りたくない
こちらが囚人がその大半の時間を過ごす檻房。 驚くほど狭い。
あまりにも狭いので独房なのかと思ったら、これで3人部屋なのだという。ガーン。
では独房はどんなんかと言うと…。
この変てこなカタチのものは監視用の覗き穴で、この穴の向こうが独房だという。
中を覗いてみたところ…
うわぁぁーーーん!!!
よくわからないが、なんかヤバいよ!
実際は部屋っぽい様子がぼんやり見えただけなのだが、その強烈な“閉じ込め感”には危機感すら覚えた。
中を案内してくださった地元市民グループのかた。 心なしか看守っぽい雰囲気。
ちなみにこのヤバい感じ、昔の日本だから…、と思いたいところだが、平成四年まで実際に使われていた。
しかもこれでも“日本の監獄環境を改善すべく諸外国を視察して作られた近代的なもの”なのだから、もっと昔の江戸時代の監獄とは一体どんなものだったのだろうか?想像するのも恐ろしい。
拘置所
同じ敷地内に、さらにレンガ壁で仕切られて拘置所がある。
拘置所とは、取調べが終わってから刑が確定するまでの間、一時的に入れられるところだが、違いは差し入れがOKなことくらい。
三人部屋というのが多かった。 二人部屋だと、どっちかが女役になったりすることがあるので、作らないらしい。 この窮屈な部屋に、見ず知らずの、しかも犯罪者ばかりが3人も集まって同居しなくてはならないとは…。 なんて嫌な空間なんだろうか。
と、ここで尿意を催したので、このトイレを使ってみた。
ガラス張りで、同居者に丸見え状態のトイレ。
いろいろ考えさせられるものがある。