■代々木公園にやってきた
毎年代々木公園で開催されているタイフェス。タイ食材が安く買えて色んな料理が楽しめる。4年前の大塚さんの記事で知って以来毎年来ている。
[関連記事]タイフードフェスに一日中
午後は混みまくってタイフードどころじゃなくなるので、午前10時半に来た。この時間なら並ばずに、食べたいものを次々買える。
タイフェスは午前中に行くのが良いと思う。
■タイフード、美味い
カオマンガイ、ソフトシェルクラブのフライ、春巻き、薩摩揚げを買った。どれも出来たて揚げたてで美味しそうな匂いだ。温かいうちに食べよう。
どれも美味い。天気も良いしタイフードも美味しいし、やっぱりタイフェスは最高だと思った。昼間から酒を飲むと疲れるのでビールはよしておいたが、ビール抜きでも幸せだった。
え?ナンプラー?
わかったわよ。
■本物のナンプラーと手作りナンプラーを比較
■これはどう見ても別物です。
本物のナンプラーは関西の薄口醤油の様な色をしている。匂いもまろやかで、納豆に付いている小袋の美味い醤油の味と香りだ。文句なしに美味い。春巻きに付けてみたらやはり美味かった。ナンプラー最高だ。
一方、手作りの方は全てが濃い。色も濃いが匂いも濃い。匂いを嗅ぐとどうしたって変な顔になってしまう(元からとか言うな)。
準備している時は「結構いける」と思っていたのだが、あくまで「漉す前」と比べてマシになったというだけで、本物のナンプラーと比べるとどうしたって異臭だった。前ぺージの自分はどうかしていた。
どうしようと思ったが、自分で味見もせずに人に味見させるというのもどうかと思ったので、指先に付けて舐めてみた。危険な香りがするので春巻きなしで、まずは汁そのものを舐めてみた。
■・・・・・・・・・むむむ
どれどれ、どんな味なんだ。1年待った成果を見せてみたまえ。
単刀直入にハッキリ書いてしまうと、信じられないくらい不味かった。いや、味を語ることさえ問題がある様なレベルで、美味い不味いじゃなくて、「飲み込んだら(生命が)マズイ」感じがした。
まず、非常に苦い。口いっぱいに生ゴミの様な匂いが広がり舌がピリピリと痺れた。本能が「飲んじゃダメー!!」と叫んでいた。頭の中で「ビーッ!!ビーッ!!ビーッ!!」と警告音が鳴り響いた。
慌てて水を口に含みうがいし、公園の隅に吐き出した。
ヤバイ。本当にヤヴァイ。悪い意味でヤバイ。
自作ナンプラーが大失敗という事だけは判った。よく判った。痛いほど判った。こんなもんに春巻きは浸せない。作った人への冒涜だ。食べ物で遊んじゃいけない。
でも、こんなに不味くて危険なものもそうそう無い。折角なので友達が来たら、やっぱり味見してもらうことにした。うひひひひ、良いリアクション待ってるぜ。
こうして僕が手ぐすね引いて待ってるとは知らずに、「あとちょっとで着くよ。どこにる?」なんていうメールが来た。うひひひひ。