●心傷つきやすいコワモテ
「心にいいこと」などと、言ってることもずいぶん適当な感じになってきたが、やってきたのは放したヤギと自由に触れ合える施設。
まずは通常モードの自分でヤギと触れ合ってみる。親しげに近づいてきて、手に持った草を食べるヤギはやっぱりかわいい。できることならこのままの自分でいたい。
メーメー言ってるヤギ。きみなら僕がコワモテになっても、差別したりはしないよね。
もっさり服を脱ぎ捨て、下に着込んだコワモテ服になる。上着を羽織ればコワモテモードの自分に変身だ。
どうもさっきより距離を置いている感じのヤギ。通常モードでは手にした草を食んでくれたのだが、今は地面に生えてる草に夢中。なんでだ、こっちに来ておくれよ。
コワモテだからというより、もっとメンタルな部分を見透かされているような感じがするのは気のせいか。
あんまり相手にしてくれなくてかなしい。やはり動物も何かを察するのだろうか。余計なことをして結局は自分を傷つけるような結果になってしまった。
●身体のブラッシュアップを図るコワモテ
ヤギに冷たくされて嫌な気持ちになったコワモテだが、そんなときでもあくまでプラス思考を心がけたい。心だけでなく、体の方も内面から磨いてみよう。
取り入れてみたのは最近ブームにもなっているヨガ。精神を集中させ、心と体とを一体化させる。(参考サイト)
こちらは賢者のポーズ、とのこと。真剣にやってはいるのだが、コワモテになって取り組んでいることもあってか、浮かんでくるのは「こんな賢者はいないだろ」という思いばかり。
続いては立木のポーズ。簡単そうに見えて、バランスを保つのが意外と難しい。
などと真顔で書いても、写真を見るとまるで説得力がない。体にも心にもいいはずのヨガが台無しになってしまった気さえする。ああ、だけど、ちょっとやっただけで体が火照ってのどが渇いてきた。
「体にいいこと」のコンセプトに習って飲むのは野菜ジュース。うん、うまいぜ!うすうす気づいていたことですが、コワモテでいると何をやってもコミカルに見えます。