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特集


ひらめきの月曜日
 
ウロコ人間になる

予想と違う

手本になるウロコ細工がないだけに、すべてが手探り状態で進んでいることを分かっていただきたい。

…と、言い訳めいたことを書いたのには訳がある。水洗いしたウロコを乾かしたところ、すべてのウロコがクルンと丸くなってしまったのだ。どうしてくれよう。


まさか乾くとこうなるとは…

仕方がない。もう後戻りはできない。この丸くなったウロコで遊ぶことにしよう。

まずは、身近なものにウロコを貼り付けることから始めてみたい。現代において最も身近なものといえば、やはり携帯電話は外せないだろう。


去年まで使っていた携帯を使用
一枚一枚接着剤を付けて…

丸くなったウロコは扱いづらい。もっと平らなスパンコール状のウロコで作業出来ると思っていたので、当初の予定とは全く異なる物が出来てしまった。


なんだこれは

「何が貼ってあるでしょうか?」と聞いて「ウロコ」と答えてくれる人など皆無な気がする。それほどまでに、訳の分からないものを作ってしまった。


近くで見ても、なんだか分からない
意外に頑丈です。ウロコ、折れません

もしかして「無機物+ウロコ」という組み合わせに無理があったのかもしれない。これを生き物に貼り付けたなら、もう少しウロコっぽく見えるのではないだろうか?

そんなわけで、次は「人+ウロコ」で遊んでみたいと思う。協力してくれる人などいないので、使うのは当然自分の体だ。

桜色をしたタイのウロコを人に貼り付けるとなると、なんとなく「人魚」をイメージしてしまうが、私がなりたいのはどちらかというと「半魚人」だ。もっと黒っぽいウロコが欲しい。


というわけで、トビウオ登場
かっこいいウロコが取れました

トビウオのウロコも、やはり丸くなった。でもいい。なんたって肌に直接貼り付けるのだ。目指せ半魚人、だ。さて、貼っていきますか。


 

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