晴れるライター曇るライター？

古賀：そうそう、気を取り直して、気づいたのはべつやくさんの髪の毛がこのころは茶色いってことかしら。（「魚拓とりました」）
乙幡：若いころね。
古賀：わかいって！　
乙幡：チャパツ。
古賀：別にヤングな意味での茶髪じゃないじゃない。
乙幡：誰もが通る道ね・・
古賀：ちょ、ちょっと何遠い目してんのよ！　イラストだとそういう変化が分かりやすいわよねって話をしてるのよ。
乙幡：ちょっとぐらい太ってもわかんないわね。
古賀：……何があったのさ……。
古賀：そんなに寂しげなあなたには、じゃあこの特集をあびせてくれるわ！（「砂に書くよ、ラブレター」）
乙幡：あ、これフォントに落とすところが秀逸よねぇ！　インターネッターだわ！
古賀：大塚さん、１ページの最後であまりの寒さにコンビニで買ったカップ酒あおりながら文字かいてたわ。
乙幡：２ページで砂に書いたhappy birthdayが波にさらわれていくのなんて
古賀：泣けるわ〜〜〜〜！
乙幡：なんだかこれ読むと、「海でうす曇になりがちなライター」と、「晴れがちなライター」にわかれるような気がするのよね。
古賀：あら、どういうこと？
乙幡：小野さんとか安藤さんは晴れがちな印象なのよ。
古賀：確かにふたりの海辺の写真てやたら晴れてるわ。
乙幡：単純に海辺に住んでるからかしら？
古賀：でも、小野さんのこれ（「スキップで皇居一周」）海とは関係ないのにむちゃくちゃな晴れようよ。安藤さんだとこれ（「トランポリンでぶっとぶ」）。
乙幡：そもそも、天気が晴れてるってよりも、やってること自体が……。
古賀：突き抜け方が異様なのよね。
乙幡：ぎりぎり？
古賀：こ、これ以上いっちゃマズいわよケイコ！
乙幡：あら、でもコネタだけ見ると誰もが皆ぎりぎりに見えるわ。

コネタにあふれる史上初感

乙幡：そうよ、あなたが納豆を一万回混ぜたのだってぎりぎりな感じだわ。
古賀：そ、そうかしら……。
乙幡：でも今やコネタの金字塔ね！確実に、ヒトの歴史250万年ではじめての出来事よ。納豆1万回混ぜるなんて。
古賀：どうしよう。ほめられている感じはまったくしないのに心から嬉しいわ。
古賀：でも、デイリーの撮影やってると「多分人類史上初めてだろ」ってこと、けっこうあるわよね…。“ご飯ですよ”から海苔作ってみたり（「ごはんですよで海苔作り」）
乙幡：ショートケーキに呪うほどローソク立てたり（「ショートケーキに歳の数だけローソクは立つか」）
古賀：調理例再現する人ってのもなかなかちょっといないわよね（「調理例を忠実に再現する」）
乙幡：そうね！何気なく気になってたけど、調理例、ありえないわよね。
古賀：ありえないわよ〜
乙幡：矛盾を胸に抱いてそのままいきてきたけど、はっきりしたわ。
古賀：日常のあいまいさに決着をつけていく。私たちの使命かもしれないわね……。
乙幡：覆面でホテルに泊まれるか検証したりね！（「覆面レスラーは一流ホテルにチェックイン出来るのか」）
乙幡：この辺から、韓国テレビにからめとられる要素があったのね！（住さんはこのコネタや別の特集などの取材風景を韓国のテレビに取材されました。詳しくは「韓国のテレビに出ます」で！）
古賀：グローバルに琴線にひっかかりまくるのが私たちのぎりぎり感なのよ。
乙幡：こうやって言葉尻をかえてると、大きく出ちゃって大丈夫な気がするわね！