道で障害物に出くわすとよけて通る。あれって戦う前から負けを認めているのと同じ、いわば不戦敗だ。では負けたくなければどうしたらいいのか。そう飛び越えたらいい。
ということで障害物を積極的に飛び越えてきました。おかげでこれを書いている今、体中がすごくいたいです。
(安藤 昌教)
自分を知るところからはじめます
そもそも僕はどのくらいの高さの物だったら飛び越えられるのだろうか。まずは自分の実力を知るところからはじめよう。
木々の間にひもを張り、飛んで測定してみることにした。
まず手始めにひもの高さを1メートルに設定した。へそくらいの高さだ。軽く助走をつけて飛び越えてみる。
ていっ。
余裕だ。高飛び選手とかから見たらたぶんフォームはめちゃくちゃだけど、自分なりの飛び方で上を目指していきたい。次は一気に20センチ上げてみた
120センチもクリアした。だけどあとから写真を見ると尻がすれすれだ。
限界はこのあたりだろうか。とりあえずあと10センチ上げてみよう。
ひもの高さ、130センチ。前に立つと意外と高い。さっきクリアできた120センチから10センチしか上げていないのに、その威圧感は倍以上だ。
とりあえず全力で飛んでみた。
あっさり実力が判明しました
130センチ、失敗。写真を見ると完全に尻が引っかかっている。3回繰り返し挑戦したが、どうしてもひもに触れずに尻が抜けなかった。
ということで僕の限界は120センチということで納得した。
いよいよ実技に移ろう。