“商品”としての価値を上げる
製造コストを下げることは難しい。
ならば売価を上げることで利益率を高める。
そういう工夫ができないだろうか?
価格=商品価値は、中身だけで決まるものではない。
パッケージなどのデザイン、店舗・店員の雰囲気、宣伝によるイメージなど、周りの環境によって作られる部分も大きい。
シャネルの香水だって、あれがもし割烹着を着たおばちゃんが店の奥から一斗缶を出してきて「ほらっ」と注いだとしたら、今のような商品価値はありえない。オシャレな小瓶に詰められていて、オシャレな店内でオシャレな店員がショーウィンドウの中から大事そうに出してくるからあの値段で納得がいく、と糸井重里氏もその著書で書かれていた。まったくその通りだと思う。
ちくわでチャレンジ
というわけで、水産加工品の代表例・ちくわをモチーフに、パッケージによってどれくらい商品価値を高めることができるか、チャレンジしてみたい。
パッケージングに関して、私はズブの素人な上、美的センスもあるとは言い難い。が、逆にそれを活かしてプロフェッショナルな人々がやらないような斬新なパッケージングを提案してみたいと思う。
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