家族に頼んでみる 気軽に言ってはみたものの、自分のただの日常会話を脚本にしたので読んで欲しいとは、人さまに頼むにはかなり神経を使う。 結局、一番頼みやすい人達にお願いすることにした。
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家族です | 母と、弟である。何が悲しゅうて娘(姉)とその友人の会話を声に出して読まねばならないのかというこの理不尽にもかかわらず、二人とも参加を承諾してくれた。 承諾したものの、イマイチ事情が飲み込めていない二人。ここは私の演出家としての腕の見せ所かも知れない。
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わりとマジで灰皿を投げる勢いで指導しました |
先ほどの乙幡さんとの稽古の様子を思い出し、元の会話を何度も聞いて二人で練習してもらう。 うーん。いまいちテンポが出ない。 そういえば、弟は思春期まっただ中だ(現在中3)。母との間の実際の日常会話といえば「ご飯よー」「うー(返事ともつかない返事)」「明日学校何時からよ?」「はちじー」といった、キャッチボールにならない言葉のやりとり。 この普段からの会話のなさが完全コピーを阻んでいるのではないか。 ということで、投入したのはもう一人の弟。普段から会話も多い兄弟力でもう一つ上手いこと再現できるとよいのだが……。 母と弟(孝之)のときよりもだいぶ普通に聞ける気が! 乙幡&古賀のローテンションバージョンとでも呼ぼうか。 もう少し稽古させて実際の会話に近づけたかったのだが、二人とも微妙な年代ゆえ強く頼むことができなかった。惜しい……! と、いうわけで、この会話の完全コピー。読者の皆様もご参加いただけませんか? 詳しくは次のページへ! |