
「じゃあ次、このアメリカンなポーズ」

「まあ形は同じの出来るかもしれないけど……角度が違っちゃうなあ」

「しょうがないですよ、奴は空、飛べますからねえ」

「こんな、モロ空飛んでるポーズ、寝っころがって出来るかなあ?」

「う、うーん」

「こうかあ〜?」
「……なんか違う(笑)」
「空が飛べたらなあ〜」
「じゃあ次、アップやってみましょう!」


「古賀さん、小指、上に上がらない?」
「上がらないすよー」
「それとウィンクがあんまし出来てないかも」
「そうですか? ……えいっ」

「……なんかしょっぱい顔になってるよ!」
「じゃあ大塚さんやってみてくださいよー」

「小指は上がるけど、ラムちゃんとは程遠いなあ……」

「この、髪の毛がワッサーってなってるやつ、出来るかなあ」

「まあ出来るけど…」

「ラムちゃんだか何だか、わからないですねえ」
じゃあ、難易度上げていきましょう! これ、名作映画版「ビューティフル・ドリーマー」のジャケ!

「こんな身体、出来るものかなあ?」
「うーん、やってみましょう」

「……ねっころがると、落下してる感じが出ないなあ」
「じゃあ、こうやって」

「そってみたらどうでしょう?」
「あ、いい! いいかもしんない!」

「おお、逆に見るとかなりイケてますよ!」

「手をダラーン、とするのがポイントですね!」
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