押忍! コネタ道場、道場主の石原です!
出ましたね、黒帯認定第1号。コネタ道場のスタートは2005年1月22日。以来、多くの猛者たちがコネタ技術の粋を尽くして、この道場でしのぎを削ってきました。
数えてみたら、昨日6月15日の時点で通算141回。すごい。というわけで、今回はウェブマスター林さんとともに、これまでの入選作品を中心にコネタ道場の5カ月間を振り返りました。そして、柄にもなく今後の展望なども語ってみたいと思います! ポロリもあるよ! ってそればっかりですが。
( text by 石原 浩樹)
恥ずかしい部分をさらけ出して
石原:出ましたよ、黒帯。 林 :うえるりゃさんですね。 石原:初投稿は「ネギ抜きで」というタイトルで、コメントには「2005年2月11日ならではの、ほのぼのショット。タマネギが食えないがためにこんなところで…」とあります。 林 :ああ、牛丼騒動のときの。 石原:そうです。残念ながら不採用でしたが。 林 :犬はかわいいけど、やや傍観の姿勢が見えます。 石原:報道写真にも使えそうな、いい写真なんですが。さらにもう一回不採用を経て、「週刊エキサイト」で初入選。 林 :恥ずかしい部分をさらけ出してますね。 石原:その手があったか、というかんじで。 林 :似たものでは「クロマティ選手に捧ぐ」もすばらしいと思いました。 石原:国語の教科書のねぶた祭りの小説が、ぜんぶ野球の話に変わってるんですよね。しかし、そこまでクロマティのことが好きな小学生って、どうなんでしょう。
花見の予定がないのに場所を取る
林 :2回目の入選作「死神の場所取り」は相当せつない。 石原:そうなんですよ。何かの寓話っぽいなと思いました。 林 :花見の予定がないのに場所取りをする。 石原:たぶん一人で行ってますよ。自分が写ってないから。 林 :でも、彼のなかではきっと楽しいはず。僕も似たマインドを持っているのでわかります。 石原:全体を貫く孤独なトーンが特徴的です。 林 :友達が多いとホームページ作る必要ないんですよね。面白いことがあったら友達に言えばいいんだもん。言う相手がいないからそこに書く。 石原:彼は大学4年生で、内定が出てないらしいです。コメント欄に「就職の世話をしてください」と書いてありました。 林 :道場主は「就職先は黒帯になれば見つかると思います」と答えてますが。 石原:いいかげんですよね。