チャレンジの日曜日
●心の目で見るメニューたち
これまでは人体やモノの一部を隠してみたが、テキストの一部分を隠すことでも見えてくるものがある。まずは小学生レベルの視点から迫ってみる。
それぞれ心の目で見ていただきたいファミレスのメニュー。幼かったあの頃の気持ちを今でも持っているかどうかのバロメーターともなるかもしれない。
人間のイマジネーションは自由だけど、自由だからいいってものでもない。
このあたりは察しもつくと思う。人間の想像力はそんなに自由なまんを思い描いたりはしないだろう。
一応正解は普通に「肉まん」と「とりあえず三種盛り」。次あたりからはだいぶわからない感じのもの紹介してみよう。(ここから先の2つはクイズ形式で紹介するので、考えて読みたい方はちょっとずつスクロールして読むといいかと思います)
チキンのステーキというところまではわかる。そのおいしさをかもし出す説明文にも心ひかれる。では黒い部分に隠れているのはどういう言葉だろうか。ヒントはやはり説明文の中にある。
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答えは「TERIYAKI」。なぜだか力が抜けていく感じがするのはなぜだろう。
わざわざ一回隠すことで、ローマ字表記の風合いが一段と強まって感じられてくる。それが強まって感じられることはいいことなのかどうかはわからないが、とにかくそういう事実はあると思う。
続いてはこれ。「○○○○る バナナヨーグルトサンデー」である。今度は先ほどのようにローマ字は入らない。じっくり見てもヒントはないだろう、かなりの難問だと思う。
正解は「メイプル香る」。そんなのわかんねえよ。
同じ店の他のデザートメニューは「アイスの盛り合わせ」や「イチゴムースケーキ」といった普通の感じなのに、これだけ「メイプル香る」。なんできみだけポエムチックなのか。