２日目は市川市へ。

次の日は市川動植物園に向かった。今日は自信がある。
二日目は一日目の失敗を生かし、「立つかも」という前向きな噂がある動物園を選んできたのだ。

三脚にカメラをスタンバイ。もちろんカメラの向かう先はレッサーパンダだ。今日はレッサーパンダが立つまで一日中この動物園にいることにした。ムキになっているわけではない。レッサーパンダの魅力に取り付かれてもう少し見ていたいのだ。

例のごとく、レッサーパンダを眺めつつそれをみている人の会話も要チェック。この動物園は多摩よりは静かで、ときたまお客さんが立ち寄るぐらいである。
カップルがやってきたのでさっそくリスニング。

市川の動物園のお客さんはあまりヒートアップしてないようだ。たぶん集団の心理というやつで人が集まればそれが人を呼び自然と人気もあがり会話もヒートアップするが、人が少なければさほどみんな興味なさそうに過ぎていく。
なんだか物事の心理が見え隠れしている気がする。

そんな周りの無反応を察してか小屋の中に入ったまま出てこなくなった。

しかたないのでいったんカメラと三脚をたたみ動物園を見学して待つ事にした。