四角い枠にきれいにおさまったつもりだったのだが、なんだか落ち着かない。自然の中で寝てきたような安らかさがない。
それはやはり、寝ている場所が駐車場だからだと思う。
●実用的などこでも睡眠
これまで無為にいろいろなところで寝てきてしまったが、そこで寝ることが実用的な場所というのもあるだろう。例えば朝、目覚めた場所が駅のホームだったらとても便利だ。そのまま電車に乗って通勤してしまえばいい。
そんなシミュレーションをしたいと思って立ち寄ったのは無人駅。中に入ってみると、次の列車が来るまで小一時間あることもあってか、客らしき影もない。
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